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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

    ご購入・お問い合わせはduende-juergaあっとまーくezweb.ne.jpまで!
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    最近聴いたCD一気出し
    バッハ「ピアノ編曲集」アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)

    今度ワタクシたちのマンドリン五重奏団「les Cinq」でも演奏することになった「目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」が入ってます。往年の名ピアニスト、ケンプがピアノに編曲してるんですねー。っていうか、これ元々はオルガンなんですねー。てっきり、弦楽合奏か何かだと思ってました。いやはや、バッハの音楽ってのは、多様な編成に向いたものが多いですねー(その究極は言うまでもなく?そもそも編成未定の「フーガの技法」!)

    バッハ/ショスタコーヴィチ「プレリュードとフーガ」オリ・ムストネン(ピアノ)

    バッハの不朽の名作「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」(第1番なんかは、聴けば誰もが「あー、これか!」っていうくらい有名ですね)。これとショスタコーヴィチの「プレリュードとフーガ」から、それぞれ12曲ずつを選んで、ハ長調からロ短調に至るまで半音ずつ上げていくという前代未聞のCD。なので、バッハとショスタコが3曲くらいずつ、交互にやってくるんです。
    まあしかし、最近はローラン・エマールもリゲティとアフリカ音楽で同じようなことしてたり、ヴァイオリニストのギドン・クレーメルがヴィヴァルディとピアソラのそれぞれの「四季」を演奏して入れるCDを出したり、結構、そうした温故知新的な企画って、目立つようになりました。
    ちなみに、ワタクシどものアンサンブルles Cinqの狙いも、結構そういう所にあったりします。「新旧の融合」というか。
    ポストモダンすら過ぎ去った現代においては、前衛も古典もクソ?もないのです。人間の過去の営みとして、「一脈通じる」ものってあるんじゃないか?そんな気がするんですよね。

    ぜんぜん関係ないかも知れませんが(いや、関係あるんですけどね)、政治の世界でも「右翼と左翼は結果的に同じような政策を掲げることが多い」っていう事実がありますけど、古典と前衛というのも、そんなところがあるような気がしてならないのです。
    こういうのって、新旧の価値観がいったんフラットになった21世紀だからこそ、考えられることなんじゃないですかね?

    メンデルスゾーン 「ピアノ作品集」ペライア(ピアノ)

    メンデルスゾーンっていうのは、これまでピアノの作曲家というイメージがあまりありませんでした。どっちかと言うと、弦を使うのが好きな作曲家ではないか?そういうイメージでした(「弦楽のための交響曲」っていう若書きの作品もいっぱいありますし)。
    でも、ピアノ作品もどうしてなかなか。(ショパン+バッハ)÷2みたいな響きがします。シューベルトやシューマンやショパンと同時代人とは思えない程、古典的な曲を書きますね。「厳格な変奏曲」という名前だけだと味もそっけもなさそうな曲は、なかなか完成度も高いし、後半とても盛り上がるので、もっと人気が出ていいような気がしました。
    でもこれ、弦楽とか他の編成に編曲されたものも聴いてみたいなーと思ったりもしましたね。うん、これはホントに今の知名度の低さはもったいない。相当な名曲なのでは?

    シューマン「クライスレリアーナ」ほか ポリーニ(ピアノ)

    ピアノ曲に疎い自分ですが、この曲はあの「ブーニン」のCDが15年以上前から我が家にあったので、結構よく聴いていました。
    ポリーニは疑いなく「大好きなピアニスト」なんですが、イマイチ言葉でその理由を表現できません。よく巷で言われる「楽曲分析能力の高さ」というのは、演奏の説得力から考えても相当高度なものを持っていることはわかりますが、いかんせん自分自身がピアノ曲の譜面を見ることってまず滅多にないし、ペダルの使い方とかそういう技術的な部分が解決されない限り、ピアニストは結局「好きor嫌い」というレベルでしか語れないのかなー、という気もしています(ピアノ弾けない音楽評論家もいっぱいいるので、たぶんそれはウソで、実際はきっと言語能力と感受性の問題なんですが)。
    で、このポリーニの「クライスレリアーナ」、そんなにいいと思いません。ピアノ好きにはコケにされるかもしれませんが、個人的にこの曲に関してはブーニンの方が好き。テンポが遅すぎるので、あまり気持ちよくなれないってのが大きいかも。

    ショスタコーヴィチ:交響曲第15番(小アンサンブル版)
    クレーメル(ヴァイオリン)、クレメンス・ハーゲン(チェロ)、サハロフ(ピアノ及びチェレスタ)ほかパーカッション3名


    同じCDにシュニトケ「ショスタコーヴィチの思い出に捧げるプレリュード」という曲も収録されてます。
    ショスタコの交響曲第15番と言えば、ロッシーニの「ウィリアムテル」のパロディ的な第一楽章から始まり、次第に苦渋で内向的な後期ショスタコのイメージに変容していく曲ですが、これだけ小編成で聴くと、いくぶん「わかりやすい曲」に変貌します。クレーメルというヴァイオリニストは、非常にだらしない感じで楽器を弾く?のですが、、、。でも彼の試みは素晴らしいものが多いですね。いわゆる「古典的なヴァイオリン協奏曲の名演を残すことに必死!」っていうタイプのヴァイオリニストに比べて、非常に知的なイメージの彼ですが、映画音楽集のCDを作ってたり、「ハッピーバースデイ」の変奏曲を録音してたり、お茶目さも併せ持つ人なので、上記のように硬軟併せ持つショスタコの交響曲15番というのは、彼のメンタリティに通じるものがあるのかもしれません。
    あとそれから、クレメンス・ハーゲン(ハーゲン四重奏団のチェリスト)のチェロの音って、何であんなに音圧が高いんでしょうかねー。ナマでこの人の音を2度ほど聴いたこともあるんですが、チェロってこんなデカイ(というか激しい)音が出るのかー、と唖然とした記憶があります。でも、音楽として、それが必ずしも正しいとはいえない気もする。。。

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    一日一曲 | 01:29:54| Trackback(0)| Comments(0)