投稿日:2005-12-11 Sun
今日はいろいろ書きたいことが満載なのですが、残念ながら、時間がありません。なにせ、たった今帰ってきて風呂に入ったところでして、現在の時間が午前1:50。
明日はマンドリン五重奏団les Cinqの演奏会前最後の練習があります。
朝9:00集合、9:15音出しとなっておりまして、この時間設定はワタクシが決めたことである手前、遅刻するワケにはいきません。
となると、健康上の理由から睡眠時間6時間はどうしてもキープしておきたい(できてない日も多々ありますが・・・)ので、
逆算すると、
明日の朝は、
8時に起床し
15分で準備して
8:15に家を出てクルマで飛ばせば、
何とか練習場の葛飾区の会場に9:00ジャストくらいには着くだろう
ということで、
あと11分後には寝なければなりません。
(そうこうしているうちにあと8分だ・・・)
元々、ワタクシ、自分のブログを書く時に「Delete」と「BackSpace」キーはほとんど使いません。
「ブログは話し言葉」
という身勝手な標語(ちなみに今、「兵庫」と打ってしまったので、さすがに直した)の元に、普段の会話でワザワザ言い直すかどうか、をブログに訂正を加えるかどうかの基準としておりまして、だから、誤植に気付いても、事実誤認に気付いても、基本的にはワタクシ、直しません。
直す場合があるとすれば、
・他人・団体を傷つけてしまった場合
・いくらなんでも、っていうヒドイ間違い(そのままにしとくと文意そのものが大幅に変わってしまったり、意味不明の文章になってしまう場合)
・ワタクシ自身にとってマズイことをキーボードが進むにまかせて、ついうっかり書いてしまった時
くらいのもんですか。
そんなしょーもないブログですが、今後もどうぞ語ご愛顧くださいm(_ _)m
それではアディオ~ス(なぜにスペイン語??)
と思いましたが、あと1分ありますね。
今日はですね、リベルテの合奏コンクール練習に出た後、高円寺の片岡マンドリン研究所さんにお邪魔して、加賀城浩光さんのマンドロンチェロ独奏コンサートを聴いてきました。
すごかったっす。
マンドセロという楽器をここまでポジティブに考えることができる人に、ワタクシ、人生で初めて出会いました。
そして、すごく楽しかった。
プロの力を感じました。
プロとアマの違い、それは技巧とかだけではなく、
客に入場料の元を取らせることが安定的にできるかどうか
なんだと思います。
アマでも、奇跡の一期一会の超名演奏とかってあるとは思うんですね。
でも、演奏で生計を立てている(とは限りませんが)プロの場合、1年に50回も「奇跡」なんて起こせるわけがないので、3000円なら3000円分の元を取れる演奏を安定的に聴かせることの方が重要なんだと思います。
我々les Cinqやリベルテや“未完成』などは、アマチュアですから、そういうことは別に要求もされないし、要求されたとして、できるもんでもないし、それができるんなら、既にサラリーマンなんてやってません、って話だったりもします。
じゃあ、アマチュアの演奏会に来るお客さんは、単に「お義理」だけで来るのか?という命題が発生しますが、ワタクシの見解としては、
ある場合において、それは「真」である
としか言いようがないですね。
でも、アマチュアの領分はそんな所にのみ限定されるほど、つまらないものではないこともまた確か。
アマチュアは、一年にせいぜい数回しか訪れない本番のために、命を賭けます。いや、これホント。
実際、ワタクシは、病気を抱えていますが、
「もしマンドリンを一切やめてしまえばあと5年長生きできる」
って言われたとしても(そして、実際、その可能性はあるような気がする)、きっとやめません。
それじゃ、何のために生きているのか、わからなくなる。
(って、別にマンドリンのために生きているという認識は、これまでなかったんですがね・・・)
自分は自分のことを「趣味人間」だと思っています。
「趣味人間」の基準は、
「趣味に熱中するあまり、それ以外の分野に支障が出てもある程度(あるいはそれ以上に)構わないと思えるかどうか」
だと思っています。
私事、ワタクシの母は自他ともに認める「無趣味人間」です。
母いわく、
「あんたら(自分と妹)育てて、途中からは共働きでやってたら、趣味なんて持ってるヒマはなかったのよ!」
だそうです。
でもご存知のとおり、ママさんで仕事持っていて、それでも趣味もエンジョイしている人もいます。
ただ、思うに、そういう人はよほど器用でないかぎり、やはり家族やら職場やらで、何かしらの摩擦を生み、苦しんだ経験があるんじゃないか?と勝手ながら想像してしまいます。
でも、ワタクシの考えでは、
「(その趣味に属する人以外の)他人と摩擦を起こさない程度の趣味なんて趣味じゃないやい!」
ですね。
自分にしたってですね、実は今度のles Cinq結成演奏会当日は、職場の「課旅行」だったりします。
しかも、ワタクシ、幹事だったりします。
でも当然(?)旅行は欠席します。
(代わりに準備は率先してワタクシがやりましたが)
いくら準備だけ頑張って免罪符を勝ち得ようともですね、基本的には旅行に行かなけりゃ、やっぱり職場内では、ワタクシに対する不信感ってのは多少なりともあるだろうとは思うんですね。
ハッキリと言われたことはありませんが、ちょっとした冗談まじりのイヤミも言われましたしね、実際。
ま、ワタクシの職場は、オケやってる方がいたり、結構趣味的人間が多いので、「演奏会当日」ということの重要性について、比較的理解はある方なのですが・・・。
って、いったい何の話でしたっけね。
ああそうそう、加賀城さんの演奏会が素晴らしくプロ意識を感じるものだったっていうことでした。
いやー、ちょっとしたカルチャーショックでしたねえ。
マンドロンチェロを改良しまくってるんです。
そして奏法もすごい。
↓こんな具合に
・フラットである上に形状がギターのようになっている
・弦がコマの所までしかない
・張っている弦はオプティマでもトマスティークでもなく、な・なんと!フォークギターの弦!!
・基本的にピックは使わない(トレモロのためだけにピックを使うイメージ)。ほぼピチカート(というか、ギター的な弾き方)
・ワタクシには奏法の名称すらわからんような特殊奏法の嵐(ほとんどがクラシック・フォーク・エレキのいずれかのギターで一般的な奏法のようですが)
マンドセロという、ある意味ネガティブな運命を最初っから背負わされているような楽器(って、自虐的過ぎでしょうか)を、ここまでポジティブに再構築された方は、まずワタクシは他に知りません。
またその後、片岡先生宅での打ち上げにも同席させていただいてしまい、その結果、こんな午前様に。
でもとても楽しく有意義な時間だったので、構いません。
これから6時間寝れれば、明日にも支障はないでしょう。
(ちょっとオーバーしてしまいましたが・・・)
というわけで、これを送信したら、20秒後には寝ます。
では、送信~!
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