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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

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    演奏会days
    すごい時間の投稿ですが、既に一度3時間くらい寝た後だったりします。

    【ただ今のBGM】

    「マ・メール・ロワ」組曲(カサドシュ他、ピアノ連弾)

    「全ての音楽の中で一番好きな曲は?」

    という質問を受けたとしたら、そのときどきの気分によって答えは変わってくるかもしれません。
    でも、この「マ・メール・ロワ」はいつだって最有力候補。

    そんな曲だけに、そりゃもう相当聴きまくってきましたが、今回久々に聴いている理由は、↓の下の方に。



    金曜日は今年第2弾の演奏会鑑賞(フェドセーエフ指揮東京フィル)へ。

    そして土曜日は、「入院拒否」のおかげで、当初行くことができない筈だった「アンサンブル・アメデオ」さんの演奏会に行くことができました♪


    東京フィルハーモニック交響楽団
    2006年1月20日[金] 19:00 サントリーホール

    指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
    児童合唱:東京少年少女合唱隊 合唱:東京オペラシンガーズ
    テノール:福井 敬 バリトン:牧野正人

    ・交響曲第1番(カリンニコフ)★★★☆☆
    ・オラトリオ「森の歌」(ショスタコーヴィチ・フェドセーエフ版日本初演)★★★★★


    今年はモーツァルト生誕250年であることは、クラシックマニアならずとも、そろそろ定着してきた情報なのかな、と思いますが、

    ショスタコーヴィチ生誕100年

    であることは、おそらく「クラシックマニア」しか知らない情報と言えることでありましょう。

    ちなみに我が父は、「モーツァルト生誕100年じゃなかったか?」とドアホなことをのたまっていましたが・・・。
    「それじゃ、あんな頭髪の男があんたの父とほとんど同世代ってことだよ」と突っ込みまくり。。。

    というわけで、自分はモーツァルト関連としましては、5月GWの「ラフォルジュルネ」くらいは行ってもいいかな、と思うくらいで、それ以外、特に2006年モーツァルトイヤーだから今年はモーツァルトを聴こう!などという意欲もないのですね。

    まあ2001年だって2004年だって2005年だって、クラシック好きとしては、モーツァルトなんざー、好もうと好むまいと、食事の時のお茶みたいな感覚でコンスタントに聴いているので、今さら感が強いというのもあります。

    一方でショスタコ。
    こちらは一応その名前くらいは知られているし、
    交響曲第5番とか
    交響曲第7番「レニングラード」
    「ジャズ組曲第1番」「第2番」
    「タヒチ・トロット」
    「ヴァイオリン協奏曲第1番」
    「祝典序曲」
    くらいは聴いたことあるよ!って人なら結構多いことでしょう。
    (一般「クラシックファン」レベル)

    もう少し突っ込んだ人でも、上記に加えて、

    ・交響曲第4・8・9・10・11・12・15番あたりと、
    ・弦楽四重奏曲第8番とか
    ・ピアノ五重奏曲
    ・ピアノ協奏曲

    あたりなら、まあ聴かないこともないかな、てな感じではないでしょうか?
    (一般「クラオタ」レベル)

    で、上記に名前が出てきていない曲って、ほとんど日本で演奏されることがないんですね。

    しかしこの「ショスタコイヤー」、ささやかながら例年よりはショスタコの演奏会の量も増えており、今回のような「森の歌」まで聴くことができるわけです。

    それもフェドセーエフと言えば、この曲の歌詞を自分で変えてしまった版を出してしまうほどの人。これは当然期待大!

    結果は・・・大吉

    と出ました♪

    カリンニコフの交響曲第一番★★★☆☆

    これは演奏としては、かなり良いものだったと思うのですが、いかんせんワタクシ、この手の「メロディアマアマ音楽」が体にフィットしないもので、、、。まあ相当なヒネクレ者ですから(爆)

    ショスタコの「森の歌」★★★★★

    こちらはもう大満足!

    一昨日のブログで書いたように、これは「レーニン賛歌」的要素が強いものでもあるんです。

    しかし、どうやらフェドセーエフは演奏会当日、歌詞を変更して歌わせたようです。まあこれは21世紀初頭的「森の歌」の姿なのかもしれません。まだソ連やレーニンってのは、今のロシア人には生なまし過ぎるわけで。実際、ロシアで一番尊敬されている歴史上の人物は、今なおレーニンだそうで。ソ連を知る人がみんな死に絶えた後、ソ連が単なる「歴史的事実」にまで風化した時点で初めて「原典主義」的な考え方が出てくるんじゃないでしょうかね。

    初めてこの曲の生演奏を聴いて思ったこと。

    「あーこれは、ロシア版【カルミナ・ブラーナ】だな」

    「カルミナ・ブラーナ」(オルフ作曲)が好きな人はきっと「森の歌」(ショスタコ作曲)も好きになるのではないかと。

    ナチス党員だったというオルフ

    ソ連共産党の広告塔として利用されたショスタコ

    この「右」と「左」の両者が似ているなんて!

    と思われるかもしれません。

    しかし、少なくとも音楽として聴取した際に耳が体が感じられるものには、かなりの共通項があるのは確かです。
    そして恐らくそれは偶然ではなく、要するに「ナチス」と「ソ連」は、良くも悪くも(90%方、「悪くも」ですが)似ていたんです、はい。

    演奏の話。
    合唱の良い悪いって、自分はあんまりよくわからないことが多いんです、お恥ずかしい話ながら。

    でも、一流ソリストたちから成るというこの「東京オペラシンガーズ」、確かに年末の第9を歌っている音大生たちの合唱とは比べるのも失礼というくらい、レベルの差はありますね。

    この曲や「カルミナ」の場合、オケよりも合唱で決まる部分が大きいでしょうから、日本ではトップクラスというこの合唱団が歌う公演は今後、要チェックかもしれませんです。

    テノールやバスは、よくわかりませんが、あんまりきちんと歌えているようには見えませんでした。。。

    --------------------------------------------------------

    アンサンブル・アメデオ第22回定期演奏会
    ◆日時:2006年1月21日(土)16:30 開場 17:30 開演
    ◆会場:文京シビックホール 大ホール
    ◆指揮:小穴 雄一  中村 亨
    ◆曲目:
    【第1部】アメデオのミュージカル特集
     -「マイフェアレディ」より - My Fair Lady
     -「オペラ座の怪人」メドレー - "Phantom the Opera" Medley
     -「キャッツ」メドレー - "Cats" Medley    

    【第2部】オール・ラヴェル・プログラム
     -古風なメヌエット - Menuet Antique (ラヴェル)
     -マ・メール・ロワ組曲 - Ma Mere L'Oye (ラヴェル)
     -ボレロ - Bolero (ラヴェル)


    マンドリンオケ“未完成』のチラシをアメデオさんの公演プログラムに挟み込みに行ったんですね(主に、自分ではなくギターパートのKMKW君がやってくれたのですが)。

    それで、その足でそのまま聴いてきた次第。
    でも入院してたら聴けなかった(昨日のブログ参照)ので、これはラッキーでしたね。

    行って良かったです。とても楽しめました。
    以下、ほとんどベタ褒めになります。もちろん聴いていて気になった所とかもありはしますが、それよりも楽しめた点がいろいろありましたので、そっちを書いていこうと思います。

    出演者が100人を超えるような大所帯ですが、狭いマンドリン業界のこと、自分はこのアメデオさんに15人以上は知り合いがいるんですね。当然、客席も知り合いはかなりいましたので、休憩中や終演後はちょっとした社交の場(19世紀ヨーロッパ以来の由緒正しき演奏会場の使い方です)。

    なもので、そういう点(どういう点?)でも行って良かったし、また演奏会それ自体も予想以上に?楽しめました。

    「予想以上に?」ってのはどういうことかと申しますと、つまり、自分にとって指揮者付きマンドリン合奏の編成で心地良いと思えるのは、通常20~50人くらいまででして、それを超えると何だか響きが濁るだけで良いことなんてないよ、って思うことが多いんです。

    でもアメデオさんは、その辺り、弦主体で演奏することを潔く(?)放棄されていて、管やパーカスなどもふんだんに使った、巨大マンドリンオケならではの選曲・編曲・演奏をされています。
    これなら弦のボリュームが生きてきますよね~。素晴らしい。

    これで「弦楽のための~」的な曲だったら自分は正直引きますが、こういう選曲は心から「見事だな~」と思いましたです。

    アメデオさんのプログラムは、1部と2部でそれぞれ明確なテーマを打ち出していることが多いのですが、それってもし、そのテーマにあまり関心がなかったりした場合、聴き手は30分くらい苦痛に耐えなければならなくなります。

    今回の場合、自分が大好きなラヴェルはもちろんノープロブレムですが、1部のミュージカルが正直、心配でした。

    でも、結果はOK。

    指揮者の小穴さん(ワタクシは面識ありませんが、リベルテのメンバーとのつながりが深い方です)は素晴らしいエンターティナーですね。
    ファンタスティックな音楽を指揮された時のこの方は、本当に魅力的。

    一方でラヴェルを振ったもう一人の指揮者、中村さん(さらに自分は全く知らない方です)も、的確な指揮で演奏をまとめあげていまして、100人を超える大編成でも、ちゃんと指揮棒から音楽が生まれている感じがするな、と思いました。

    「マ・メール・ロワ」(組曲版)がとても良かったです。
    自分はこの曲(バレエ版)をメトでやっているのですが、版も違うし編曲も全然違うし、全くの別物にはなっているのですが、それでも「あーやっぱりこの曲はマンドリンによく合うなあ」と思った次第。
    もしかして、マンドリンに一番合うクラシック音楽の1つなのではないでしょうか?
    コンマスの方のソロがとても美しかったです。

    「ボレロ」はある部分はムチャな気もしますが、マンドリンオケでこれだけ色彩を出せる楽器編成は、ちょっとうらやましかった。
    管やパーカスをあれだけ入れるとなると、弦の人数がそれだけ必要ですもんね。
    マンドセロなんて、12人もいて、、、。うらやましすぎる。
    それでも「ボレロ」では、ドラ・チェロメロディがかき消されていました。
    アメデオさんのチェロと言えば、1プルのお2人をはじめ、知ってる方が何人もいるのですが、みなさんとてもキレイでかつ大きな音が出せる方揃いな筈なのにこれですから、いかに編成が巨大か、ってことですね。

    アンコールはたしか、「火の鳥」の終結部。
    これが何気に自分は一番感動しました。

    そしてその後、再び小穴さんがなんと、電車の車掌の格好で出てきて、「電車」にまつわる古今東西の名曲メドレーを演奏。
    ミラーボールは回るわ、最後はクラッカーで締めるは、もう何でもありなワケですが、この「学園祭ノリ」はかなり聴衆側としても羨ましいし、楽しいものでした。

    また開演前、ロビーコンサートがありました(お世話になっているシルベス様も演奏されていました)。
    「劇場支配人」序曲(モーツァルト)、これの崩壊しない演奏を久々に聴くことができて(笑)、嬉しかったです(^^)
    開場から開演まで1時間もあると、いくら「社交の場」とは言え、ちょっと長すぎるんですね。
    その点で、演奏者の方は開演直前に大変だったと思いますが、とても良い試みだと思ったし、人もいっぱい集まってきていて、成功だったのではないでしょうか?


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    マンドリン合奏 | 04:43:59| Trackback(1)| Comments(4)