■PROFILE

タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

    ご購入・お問い合わせはduende-juergaあっとまーくezweb.ne.jpまで!
  • RSS
  • ■RECENT ENTRIES
    ■CATEGORY
    ■ARCHIVES
    ■RECENT COMMENTS
    ■RECENT TRACKBACKS
    ■LINKS
    スポンサーサイト
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。


    スポンサー広告 | --:--:--| Trackback(-)| Comments(-)
    死刑制度について考える
    今日も体調がひどくお休み。
    体調不良で2日連続で休むのは社会人になって以来、初めてかもしれないな~・・・。

    しかし、午後になりかなり回復してきて、実は夕方には少し買い物にも出かけました。
    と思ったら、夜に入り、また調子悪くなってきたり。
    先週、自分の母が同じような症状で苦しんでいたので、それが移ったのでしょうか。

    しかし自分って都合のいい時にカラダ壊しますねー。
    演奏会直前とか、シゴトが一番キツイ時とか、そういう時は疲れで具合は悪くなるけど、
    それでも何とか踏ん張れてしまう。
    でも、そういうのが一区切り付いた時がヤバイ。

    シゴトは実は繁忙期に入ってますが、それは自分の部署全体としてそういう設定ってだけであって、自分自身は実はそこまででもなかったりするので、まあいいんです。出勤したら正味半分付き合い半分の大量残業が待っておりますし。

    そういえば昨年もほぼ同じ、2月25日頃、熱出して仕事休みましたっけ。わかりやすいな~、自分。

    今日はいきなりですが、死刑制度について語ります。
    っていうか、前のgoo時代には時事ネタ頻出だったんですよね、そういえば。
    ある知人のブログ(リンク許可取ってないので、伏せときます)で、この問題を熱く語っていたのに触発されました。

    もっとも実は、自分のシゴトって、人権問題を取り扱っているので、死刑制度も無関係ではなくこの死刑制度関連も勤務時間中、堂々とネットサーフィンして動向を調べたりしてかまわないのんです。

    最近の世論調査で死刑制度賛成派が80パーセントを超えたそうです。
    自分は死刑制度については終始一貫して反対です。

    最大の理由は、国家といえども人の命を奪うことなどできないと思うから。

    ≪主張その1≫
    人の命は国家より重い

    もっとも、だからこそ殺人鬼などは重く罰せられるべきだという考え方もあります。
    それはそうでしょう。しかし現実に日本において、殺人犯で死刑判決に至る例は1%程度に過ぎないそうです。しかも死刑判決が出ても、実際には執行されないことが多い

    また、死刑制度は凶悪犯罪の抑止力になるはずだ、という根強い意見もあります。
    しかし、これもアムネスティインターナショナルの見解によれば、様々な実験の結果、根拠に乏しいものだとのこと。
    根拠が曖昧な効果を期待して、人の命が奪われていいはずがありません。

    ≪主張その2≫
    親鸞上人の悪人正機説じゃないですが、凶悪犯も人の子です。

    ではこの問題、世界的にはどうなっているのか、といえば、このサイトでわかる通り、先進国と言える所で死刑制度が残っているのは、日本の他にはアメリカ、韓国、台湾くらいのもの。あとは内戦の絶えないアフリカ諸国やイスラム・共産主義国家くらいのものです。
    ヨーロッパは完全に廃止済み。あの残虐性の高い政権で知られる(爆)ロシアでさえ事実上、廃止されているのです(チェチェンの武力介入も死刑みたいなもんですが)。そしてイスラム国家のトルコでさえも(EU加盟という目的のための代償ですけど)。

    ≪主張その3≫
    日本はバーバリアン(野蛮人)国家でいいのか?

    日本でなかなか死刑廃止論が進まなかった背景に、赤穂浪士のように江戸時代以前の日本で「仇討ち」が美徳とされた歴史を挙げる人もいます。因果応報という東洋的な考えが根っこにあるってことですね。もっとも赤穂浪士自体は当時においても幕府から「やり過ぎ」とされたわけですが。

    しかしだからと言って、21世紀になった今、それを引き継ぐ必要があるのか?個人的には疑問ですが、でも多分これが一番ネックになるであろうことは推測できます。

    もう1つ、実効面の他に、被害者の家族の心情を考えろ、という意見があります。
    しかしこれも、殺人犯の1%しか死刑判決が出ないわけですから、身内が殺された時に、よくインタビューなどで出てくる「相手にも同じ目に合わせてやりたい」は、どのみち達成不可能なんです。もしこれをやったら死刑制度の存続どころかハムラビ法を適用しなければならなくなります。

    では、どうすればいいか?

    有効だと思うのは、

    ≪主張その4≫
    「終身刑」の導入

    これははっきり言って死刑よりある意味重いかもしれない。
    生きながらえて償うのです。
    今の日本にあるのは「無期懲役」ですが、実際のところ、これだと恩赦だの何だので、20年くらいで出てきてしまっているのが現状です。
    しかし「終身刑」は文字通り、刑務所の塀の中で罪を悔い続けるのです。
    刑務所の中でも様々な奉仕活動があります。受刑者はそれら活動を通じて社会へ罪の償いを行うことができます。

    また犯罪被害者やその家族・関係者のことを考えるならば、犯人を死刑にすることよりも、まだ他にやるべきことがあります。それは今、犯罪被害者救済法として実を結びつつありますね。そしてさらに人権擁護法案も一度は廃案になりながらも修正されて次の国会に提出される見込みとなりました。

    犯罪被害者が加害者の検挙の有無を知らされなかったり、被害者の社会復帰へのケアが十分でなかったり、いろいろな問題があるようです。しかし、これらの問題と死刑制度の有無とは別個に切り離して考えてみるべきではないでしょうか?

    というわけで、死刑制度について考える映画をご紹介です。

    ≪主張その5≫
    取りあえず実生活でこうした問題と縁のないヤツは映画でも観てみれば?

    ダンサー・イン・ザ・ダークもある意味、死刑執行の恐ろしさを味わえる映画ですが、こちらはダンサー~のように「歌」という緩衝材もない素の状態での死刑執行について考える映画。

    B0000AKI6Vs.jpg


    殺人に関する短いフィルム(ポーランド・キェシロフスキ監督。キェシロフスキ・コレクションDVDボックス)


    10話から成る連作「デカローグ」からの一遍、「殺人に関する物語」を拡大し、1本の映画としたものがこれです。

    ちなみにデカローグのDVDはわずか200だか300セットしか販売されなかったらしく、その後かなりのプレミアが付いております。一時はヤフオクで定価の2倍以上(5万以上)の値が付いていました。自分は発売直後にゲットし、新品同然状態で保持しとります(自慢だぜ、イエイ!)

    こんなに寒々しい映画、他に知りません。
    監督のキェシロフスキは緑がかったフィルムを使うといった視覚上の効果などを多用しつつも、直接的なメッセージとしては何も訴えようとしません。
    出てくるのは、犯罪者、被害者、それから加害者を何とか死刑から救おうとする正義感が強いがまだヒヨっ子の弁護士。
    まだ観ていない方はぜひ!でも夜眠れなくても知らないっす~。

    (参考)
    「殺人に関する短いフィルム」(1978)の製作国、ポーランドでは1997年にすべての犯罪に対する死刑が廃止されました。

    B0001CSB7Q.jpg


    ダンサー・イン・ザ・ダークDancer In The Dark

    「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(2000)の製作国、デンマークでは、映画製作のはるか22年前、1978年に死刑制度は廃止済みです。この映画の舞台はアメリカ。ただしこの映画の監督は大のアメリカ嫌いで飛行機も嫌いなので、アメリカには一度も行ったことがないそうです。
    スポンサーサイト


    時事 | 23:01:06| Trackback(1)| Comments(0)
    コメント
    コメントの投稿
    管理者にだけ表示を許可する

    殺人に関する短いフィルム
    キェシロフスキ・コレクションIII より殺人に関する短いフィルム    クシシュトフ・キェシロフスキ 監督「デカローグ」サントラを衝動買い、とゆーか注文してしまった。わー今更。「殺人に関する短いフィルム」の音楽が突然聴きたくなったというのが理由。「殺人に関す 2005-02-25 Fri 14:41:04 | 雲の巣
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。