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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

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    ベルリン戦争
    読んだ本・聴いたCD・観た映画など、いつの間にかまた溜ってます。
    今日は本の感想を。

    ベルリン戦争



    ヒトラー政権末期、ベルリン市民は大空襲のなかで壮絶な銃後の戦いに明け暮れていた。彼等とともに一日本人青年が死守しようとしたものは何だったのか…。留学生の空爆体験記。

    戦後60周年の今年、あちこちで式典などの行事が行われるようです。
    そんな中、1冊くらい何か読もうかな?っていう人にお薦めします。

    我々日本人というのは当然のことながら、学校教育やメディアからの情報で、日本に関係する第二次世界大戦の情報というのは、比較的容易に入手できます。

    さらに言えば、自分なんかは祖父が東京大空襲の中を走りまわって逃げた経験を持つ人なので、生々しい話もずいぶん聞かされて育ちました。

    一方、日本とほぼ同様の運命を辿ったのかな?とアテ推量で何となく思われているドイツの状況。これは案外ほとんど何も知らないっていうのがほとんどの日本人にとっての実情じゃないでしょうかね?

    ベルリンで戦時下を過ごした日本人留学生から見たドイツ、そしてベルリンの戦争というのは、なかなか得がたいものだと思います。

    彼はベルリンがソ連軍によって落とされ、日本に強制送還される途中のモスクワで、こんなことを言っています。

    「今日このモスコー(モスクワ)で礼儀正しい若いソ連兵とベルリンでの野獣イワン(ソ連兵の蔑称)はどうしても結びつかない。僕はここではじめてわかった。はじめて事の真相がわかったのである。「悪い奴は戦争である」と。戦争がドイツの兵隊を、日本の軍人を、ソ連の兵士を、人間から獣につき落としたのである。」

    彼が綴るベルリン陥落の様子は目を覆いたくなるほどに悲惨でツライものです。それ以前にドイツ軍がポーランドやソ連領内で働いた「蛮行」への仕返しとばかりに、ちょっとここには書けないような地獄絵図がベルリン、そしてドイツ東部全体で繰り広げられたのです。

    でも、彼によれば、そういうことをする「蛮族」も、戦場から一歩離れれば、家族や恋人や友人がいて、陽気に慎ましく生活していたりする。
    そういえば、アウシュビッツ強制収容所の看守長かなんかは、昼間にめちゃくちゃ非人道的なことしまくっておいて、宿舎に帰ると、家族といっしょにモーツァルトなんか聴いて子供とじゃれあって夜を過ごしていたのだとか。そういう変わり身ってどういうメンタリティから起こるんだろう?と思う。自分にはとうてい理解できないけど、人間を狂わせるもの、それはおそらく戦争そのものなのですね。
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    読んだ本 | 01:03:09| Trackback(0)| Comments(0)
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