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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

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    熱いモノがこみ上げる夜
    今夜は自分の中をフツフツと熱いモノがこみ上げています。
    ウォーーー!!!熱闘ドラマが起きた!これぞ青春だ!

    ウソぴょーんです。

    単に呑み過ぎただけです。あちゃー(>_<)

    天地無用の無重力状態となったワタクシのスペースシャトル胃袋こと「ディスカバリー」号は、ただいままっさかさーまにー落ちてデザイア@中森明菜です。

    完全酔っ払いの文章ですなー。。。

    と言うとさぞかし呑んだのだろうと思われるかもしれませんが、本日の酒量

    ・ビールグラス1杯(350ccくらい)
    ・シークァーサーサワー1杯
    ・ゆずサワー1杯

    これだけ。これでも酔っ払う最近のワタクシの吐かなさ、もとい、儚さよ。

    なにせグラス2杯以上の酒を飲むのが1、5か月ぶり。しゃーないのですよ。

    -------------------------------------------------------------------

    というわけで、今日は軽く読書感想文

    「土の中の子供」中村文則著 ★★★☆☆

    第133回芥川賞受賞作品


    「文藝春秋」9月号(最新号)に全文と選考委員の選評が掲載されています。
    自分は、この雑誌の論調にはあまり賛同できないので、他の記事はほとんど読みませんが、この号だけはここ数年はほぼ毎年買いますね。
    典型的ミーハー読者。



    私は土の中で生まれた。親はいない。暴力だけがあった。ラジオでは戦争の情報が流れていた――。重厚で、新鮮な本格的文学と激賞された27歳、驚異の新人の芥川賞受賞作。

    文章力はおそらく非常に高い。
    って文章力が極めて低いワタクシめが言うことじゃないのだけれど。

    いわゆる古典的名作なんかを読んだ後に最近の流行作家の小説を読んだりすると、その文章力の稚拙さ・凡庸さに白けてしまうことがたまにあるけれど、この小説に関してそういう感じはありませんでした。

    筋書きもシッカリしているし、くだらないことに目くじらを立てずに安心して読み進めることができる。
    自分は小説のことは全然わからないけれど、これってかなりの実力なのではないでしょうか?

    また、幼児虐待のトラウマからの脱却というテーマはとても現代的だと思うし、主人公が自分自身を自問自答する中で光明を見出そうと必死でもがく様子の描写は、読んでいて引き込まれます。

    でも、なんだろう?
    何かが足りない。

    要するに、著者がこうした現代的な諸問題を小説の中で「使用」している理由に、今一歩説得力が感じられないのです。
    きつい言い方をすれば「流行に乗っかっただけ」とも思えてしまう。
    いやしかし、作家は世間の動きと無関係ではいられないものだと思うし、そもそも作家というのはそういう風にして共感する読者を獲得していくものなんだろうとも思う。

    結局、これは著者だけでなく自分の問題でもあって、こうした諸問題は現代社会において重要であることは確かなのだけれど、自分にはそこまで(こういう問題に)興味がなかった、というヒトコトに尽きるかも。

    そして恐らくは、この著者にとっても、彼の人生をこの問題に捧げようという覚悟があるようなものではなかった。単なる「素材」なのでしょう。だって、今日のブログのタイトルじゃないけど、「熱いモノがこみ上げてる」感じがしないんだもの。それは表現手法がクールだとかそういう次元ではなくて、「書くための動機が見えない」ということにおいて。

    「それはそれでいいんじゃないか?筋書きもよくできていて、描写も巧み、主人公の心の痛みだってこちらも痛くなるくらい伝わってくるじゃないか。」
    そう言われたら、それまでなのかもしれないけれど。

    でも、恐らく小説っていうのは、本来、作家自身の体験だとか問題意識とかが色濃く反映されてできあがるものなんだろうって思うと、やっぱりこの小説はそこらへんが物足りない(まんま、著者も幼児虐待体験者である必要性は全くないけれど)。

    もしかしたら著者は大いなる問題意識を持っているのかもしれないけど、この小説を読んだだけでは、それは自分には伝わってきませんでした。

    とは言え、スラスラ読めたし、ぐいぐい引き込まれてあっという間に読み終えてしまったのも事実。
    あまりに暗くて重いのは、気になる人もいるかもしれないけど、自分は全くノープロブレム。むしろ暗いの大好きかもしれない。

    とするとこの小説は、もしかすると「賞取り小説」だったのかもしれない。
    たぶん他の小説も面白く読めそうなので、それを読んだ後で、この作家を読み続けるかどうかは判断したいですね。

    というわけで3点だけど、オマケで3、5点。

    なんていう風に小説をあれこれと論評するほど自分は読書家ではないんで、今後は読書感想文はもっともっと感覚だけに頼った印象批評にしていくつもり~~。





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    読んだ本 | 00:35:28| Trackback(0)| Comments(2)
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