■PROFILE

タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

    ご購入・お問い合わせはduende-juergaあっとまーくezweb.ne.jpまで!
  • RSS
  • ■RECENT ENTRIES
    ■CATEGORY
    ■ARCHIVES
    ■RECENT COMMENTS
    ■RECENT TRACKBACKS
    ■LINKS
    スポンサーサイト
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。


    スポンサー広告 | --:--:--| Trackback(-)| Comments(-)
    脱西洋的
    最近、ヒマさえあれば開いている本

    ANOTHER NEUTRAL アナザーニュートラル ビジュアルガイドブック01 イスラム世界を旅する人へ



    創刊号のイスラム特集が大好評だった『ニュートラル』から、
    その増刊『アナザーニュートラル』がこの度、登場。
    ビジュアルと情報をミックスした新しい
    ビジュアルガイドブックの誕生です。

    今までの旅行情報誌にはない、思わず荷物の準備を
    はじめてしまいたくなるような美しい撮り下ろし写真。
    そして、意外に知らない現地を訪れるときの服装、
    食べ物、安全性などの情報を本誌独自の切り口でご紹介しています。

    発刊1号目の内容は「イスラム諸国の歩き方」。
    イスラムの国々15ヶ国のヴィジュアルと実践的な情報を掲載しています。
    思わず息をのむようなイスラムの美しさに触れてください。


    ↑にもある、「ニュートラル」って雑誌の創刊号、イスラム特集は、それはそれは秀逸なものでした。
    イスラム各国に対する旅情をイヤというほど書き立てる美しい写真。
    イスラム圏の音楽や映画、食事、風習、飲み物などなど、他では入手しずらいマニアックで興味深い特集記事。

    今回の増刊号はさらに美しい写真が満載でした。

    既に自分が行ったことのあるUAE・モロッコ・ウズベキスタン・トルコの写真は懐かしさで胸がいっぱいになったし、今行きたい国のナンバー1・2コンビのイエメンとイランの記事も充実していました。

    自分はここ数年、イスラムにはすごく興味があって、一昨年(ウズベキスタン)と昨年(モロッコ・UAE)と2年連続でイスラム圏を旅したのでした。

    と言っても、イスラムの教えそのものがどうとかこうとかじゃなくて、イスラム文化が面白いってことです。
    細密画が散りばめられた建物、タマネギ頭のモスク、絨毯などの美しい絵柄、市場の雑踏、アザーンの神秘的な声、そんなものが好きなのです。

    イスラムっていうのは、そもそもある地域における人々の生活規範を表現した、いわば人々が生活する上での極めて合理的な決まりごとなのであって、モスクが極度に権威化されたり、逆に先鋭化した原理主義者が出てきたりってのは、宗教の中のある一側面に過ぎないはずでしょう。

    そういえば、今日の新聞朝刊で、イラクの新憲法草案が発表されていましたね。

    その中の「要旨」を読むと、

    ・イスラムは国の公式宗教であり、法律の主要なひとつの源泉。いかなる法律も、イスラムの教えに反し、民主主義の原理に反してはならない。

    とあります。

    これはまあ言ってみれば、事実上の統治国アメリカとスンニ・シーア・クルドの各現地勢力のせめぎ合いの結果出てきた玉虫色の表現ではあるのでしょうが、これを見てもイスラムが深く人々の生活に根ざしていることがわかります(これがイランやサウジなんかになると、もっと強烈な表現らしいです)。

    まーそれはいいとして、今回この本を見ていて、新たに行きたくなった国が。

    その国は・・・

    マリ

    です!

    砂漠の中のオアシス、トンブクトゥは中世からの金の交易地として有名ですね。中世ヨーロッパ人にとってこの地は極東の国ジパングと並んで伝説の「黄金の国」だったのです。

    またそれ以外にも詩情をかきたてられる風景でいっぱいでした。

    ・砂煙と雑踏の中でカラフルなターバンを頭に乗っけた女性が交易をしている市場の写真
    パラジャーノフの映画みたいな民俗舞踏が繰り広げられている村の写真(パラジャーノフはグルジア及びアルメニアの人ですが)

    で、こんなあっちこっちのことを書いている自分は断じて「冒険旅行者」ではないです。
    むしろどっちかと言うと安全で快適な旅行が好きってタイプではないかと。

    イスラム圏と並んで、パリやウィーン・プラハ・フィレンツェなんかに行くのも大好きですしね。

    そんな自分には、サハラ以南のアフリカってのは行くならボランティアで行くべき地であって、物見遊山の旅行で行く所じゃ~ないやろ、と思ってました。

    でも、このマリは(他の国に比べれば)そこまで貧困で苦しんでいるわけでもないし、治安・情勢もそこまで悪くない。

    そして写真で観るこの国の美しさ!

    うーむ、こりゃーいつの日にか行くしかないですなー。
    人工透析にでもなった日にゃーまずこういう国は行けないので、行くなら今のうちか??

    なーんて具合に蒸し暑い日本から一気に脳内は飛ばされてしまったのでした。

    これは「地球の歩き方」のような実用的ガイドブックではありません。
    旅を夢想できる疑似体験本なのです。

    病に倒れ?旅立てない今夏のワタクシには最良の書。

    ----------------------------------------------------------

    聴いているCD

    エレニの旅 サウンドトラック



    日本でもコアなファンに支えられ、2004年に映画祭も開催されたギリシャ出身のテオ・アンゲロプロス監督作品のサントラ盤。エレニ・カラインドルーによる哀愁感漂う美しいサウンドが聴ける。

    先日観て感動した映画「エレニの旅」のサントラ。
    自分はサントラって、あまり聴きません。
    音楽聴くなら「純音楽」の方が良いに決まってる!って思ってきたし、そしてそれは今でもある程度はそう思ってます。

    たまに聴くサントラとしては、

    ・トリコロール三部作
    ・存在の耐えられない軽さ
    ・ふたりのベロニカ

    「映画音楽」にまで拡大しても、

    ・ショスタコーヴィチの映画音楽集
    ・ダリウス・ミヨーの映画音楽集
    ・ギドン・クレーメルがヴァイオリンで弾いた映画音楽アルバム

    それくらいのもの。

    どうも今回、これで上記のメニューの中にこの「エレニの旅」が加わった、そんなイメージです。

    自分は寡聞にしてこのカラインドルーという名の作曲家を知らなかったのですが、なかなかいいですねー。

    まずamazonから届いた包みを開封して初めて、レーベルがECMということに気づきました。
    クラシックにどっぷりハマッテるって方ならご存知でしょうが、ECMというのは、ポストモダン系の音楽に関しては右に出るモノがない、と言っても過言ではないほど、1980年代以降の現代音楽の録音では圧倒的な存在感を誇るレーベルです。
    今日のブログのタイトル「脱西洋」にも関係しますが、ある意味で西洋の「進歩史観」に根本から異議申し立てをした初めての音楽レーベルとも言うことができるかもしれません。

    古楽の録音にも積極的で、詰まるところ現代音楽と古楽はループしてつながるという価値観を持っている点で、ワタクシの音楽観にも大きな影響を与えてくれたレーベルでもあります。

    とにかくECM系の音楽ってのは、「静謐な美しさ」っていうのが基本。

    「音楽ってのは少なくとも静寂よりは美しくなければならない」

    ってたしかECMの社長か誰かが言ったコトバですが、本当にそうですね。

    「エレニの旅」の音楽については映画でも聞き惚れてしまっていたので、既に感動が約束されたも同然の買い物ではありましたが、アコーディオンの哀愁ある音、泣けます!


    スポンサーサイト


    レビュー | 00:38:07| Trackback(0)| Comments(0)
    コメント
    コメントの投稿
    管理者にだけ表示を許可する

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。