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投稿日:2005-10-06 Thu
先週の土曜日、ブログでもご紹介しましたが、グローバルフェスタ2005JAPANに行って来たわけですが、そこであった出会いについて書き忘れていました。ボスニア・ヘルツェゴビナは自分はかつて「15分間」入国した国です。
クロアチア国内を通ってスピリット(Split)から海沿いを南東にドブロブニク(Dubrovnik)へ抜ける際に、一度ボスニア・ヘルツェゴビナ領を通過しないと抜けられないのです。(地図参照)

そんなわけで、自分にとって少しは思い入れもあった国のブースなので、ちょっと見てみるか、と思い立ち寄った次第。
そうしたら、出てきた女性がヤドランカさんだったのです。
ヤドランカさんについては、コチラのリンク先を参照。
1984年のサラエボ冬季オリンピックのテーマソングを歌った旧ユーゴを代表する歌手で、旧ユーゴ内戦時に帰国することが難しくなり、それ以来現在に至るまで日本在住だそうです。
地雷ZEROキャンペーンに参加したり、画家として活動もしていたり、ボスニアの民俗楽器「サズ」を弾いたり、多彩な活動を精力的に行っている方です。
と言っても、自分はまさか目の前にそんなすごい人がいるとは思いもせず、ボランティアの方お疲れ様~!くらいの感覚でヤドランカさんに話しかけました(汗)。まー、それはそれで別にいいんですが。
彼女は非常に気さくな人で、自分にサラエボやモスタルというこの国の主要都市の写真を見せてくれました。
自分は販売用に置いてあったCDに目をつけ、ボスニアの音楽ってちょっと聴いてみたいなーと思って、ためしに「聴いてみたい!」って言ったところ、彼女はなんと販売用の1枚をビニール破って開封し、近くのポータブルCDプレーヤーに入れて、「じゃあこのイヤホンで聴いていいよ」と言ってくれました。自分としては、視聴用のCDがあると思って言ったことだったのに申し訳ないことで・・・。
そしてそのポータブルCDプレーヤー(おそらくヤドランカさん個人所有)で数分間視聴させてもらいました。
自分がそのCDの歌手が目の前にいる女性であることに気づいたのは、その視聴が終わったときでした。
ジャケットの写真を見て、「あれ?」って(笑)
もちろんそのCDはその場で購入してきましたよ!
場の空気を考えれば、買わざるを得ないってのもたしかにありましたが、そういうことより何より、ヤドランカさんの素朴で暖かい歌声、そして人柄に感動してしまったのです。
いま、自分の手元には「バルカン音楽ガイド」という本がありますが、この本の中でもヤドランカさんは登場します。
非常に重要な歌手の一人として位置づけられています。
そんな人に「うぃーっす、こんちわーっす」的態度を取っていた自分。。。
でも、そういう「大きな」人との出会いって、案外そんなものなのかもしれません。
バルカン音楽ガイド
ヤドランカ:勇気
ヤドランカ:ベイビー・ユニバース
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