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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

    ご購入・お問い合わせはduende-juergaあっとまーくezweb.ne.jpまで!
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    奏者の自分と聴き手の自分
    今日は運転免許の更新に行ってきました。

    更新時講習の種別は、「違反者講習」(涙)

    というわけで、2時間もの講習を受けてきたのでした。

    しかし今日の教官さんは、この講習のことを「皆さんへのお願いの120分」と称されていて、なんだか威圧的な感じが全然なくて、好感が持てましたね。

    その後、帰りに髪を切り、紳士服のお店で秋冬用のスーツを一着新調し、本屋で立ち読みして(苦笑)、帰りました。

    なかなか充実した一日?

    最近出かけてばっかりなので、テレビをちっとも見てません。

    パリーグのプレーオフはずいぶん好試合が展開されたらしいですが、全くニュース映像さえ観てないです。
    サッカーの日本ーラトビア戦も同様。

    といいますか、ここ数年来、テレビってほとんど観なくなってしまい、最近出てきた芸能人の名前がぜーんぜんわからなくて、たまに困ります(笑)。

    しかし今日は久々に観たバラエティ番組。

    おなじみ「鉄腕ダッシュ」です!

    企画が面白かったです。

    アフリカ大陸発、一万円でどこまで行けるか?

    スタートは自分も去年訪問したモロッコの迷宮都市フェズ。

    この街は本当に迷います。

    クルマが全く旧市街に侵入できず、狭い路地をあれこれ巡っていると、突然馬やロバを引き連れた人が自分を追い越していったりします。
    小一時間もこの街の中にいると、21世紀の日本で日常生活を送っているはずの自分が、次第にこの異空間に同化されていくような錯覚を覚えます。でも、そういう感覚こそがまさしく旅の醍醐味ですね。
    だから自分は、旅をするなら、21世紀の日本の生活からなるべく少しでも乖離した異空間を体験できる所を選びたいというのが1つの条件としてあります。その結果が↓ってわけで、ここ数年はすっかりイスラム圏がマイブームです。

    (参考)最近の旅行先
    2001年 トルコ・イギリス・クロアチア・スロヴェニア・ボスニアヘルツェゴビナ・オーストリア・ドイツ・フランス
    2002年 ポーランド・リトアニア・ラトビア・エストニア・ロシア・フィンランド・イタリア・フランス・アメリカ
    2003年 ウズベキスタン・アルメニア・ロシア・中国
    2004年 モロッコ・アラブ首長国連邦
    2005年 療養中のため、旅行なし(涙)

    --------------------------------------------------------------------

    (閑話休題)

    これは最近ってわけではなく、ずーっと考え続けていることなんですが、今もちょっくら考えていた所だったので、少し書いてみます。

    それは、

    演奏者としての自分と聴き手としての自分

    という問題。

    最近始めた「一日一善 今日の一曲・今日の一枚」編。
    これは、なんと言いますか、もはや読み手のことを全く考えていない、純粋に自分が興味を持っている音楽について書く場として始めたものです。
    実際に今、自分が関心があって日頃家で聴いてる音楽の中心って、ヤナーチェクやらバルトークやらフランス六人組やらなんですね。
    とにかく帰宅してから就寝まで、平日も休日もずーっとこのヘンの作曲家のCDが家で流れているわけです。

    でもこれって、いま自分がマンドリン合奏で弾いてる音楽じゃないんです。
    ヤナーチェクをマンドリン合奏でやるなんて話は聴いたこともないし、バルトークの場合、著作権法上編曲して演奏しちゃいけないはず(ルーマニア民俗舞曲だけはやっても良いんですかね?よくあちこちで演奏されてますが・・・)。

    “未完成』でもリベルテでもles Cinqでも、上記の音楽とはだいぶ趣の違うものをやっています。
    でも、「くるみ割り人形」にしろブラームスの「ピアノ四重奏曲第一番」にしろ「アルルの女」にしろ「ドリー」にしろ、演奏していてアドレナリンはたっぷり出るんです。やっててとても楽しい。

    この「聴き手の自分」と「弾き手の自分」との、満足を感じるポイントの著しい差異は一体なんなのだろう?

    結局のところ、演奏者としての「楽しい」は、もしかしたら、「スポーツ的快感」とか「一体感を味わいたい」と言った性質のものなのかもしれません。
    で、聴き手として音楽を聴く場合は、それとは全く違う「五感のゴチソウ」とか「楽しい知的遊戯」として聴いているような気がします。

    自分にとって、この両者が統合されうる機会はそうそう多くありません。だってそれって、結構難しい。
    というのも、「弾きたいもの=聴きたいもの」を達成するには、まず前提条件として下記の3点が必要となるんです。

    ・奏者として、音楽家として十分な技術と見識
    ・幅広い様々な音楽に対する視野と知的好奇心
    ・譜面を収集し、楽団の中で選曲が採用され、著作権等の権利関係の問題がない、といったこと

    要するに、

    ・ヘタクソなのに、やりたい音楽をえり好みするな!
    ・何にもわかってないクセに、妙な音楽をやろうと思うな!
    ・物理的に問題があるのに、演奏するな!

    ってことです。すっごい乱暴な表現ですが・・・。

    結局のところ、「大好きな音楽をやりたいようにやる」ということを目標にした場合、ピアノなどの独奏楽器で超優秀な演奏者になるっていうのが一番いいのでしょう(がしかし、それはさらにムリ)。

    私たち合奏をしている人間たちは、合奏という形態により、一人ひとりは微力なれど、その集合体としてならばより素晴らしいものを作ることができることを知っています。しかし、ウラを返せばそれは、「やりたい音楽をとことんやりたいようにやる」なんてものではなく、集合体の組織の論理で最大公約数に集約された音楽なんです。

    もちろん良いオケっていうのは、その最大公約数音楽という条件の中においては、「最高!」って言える素晴らしいセンスとバランス感覚を働かせて見事な選曲をします。でもそのことと「条件」を超えることができるかどうか、の話は根本的に別次元の話でしょう。ここで発揮されるセンスやバランス感覚は、

    ・幅広い様々な音楽に対する視野と知的好奇心

    に欠けている例が多いのです(全てとは申しませんが)。

    上記の問題に対して、むろん完璧ではありませんが、ある程度の所まで夢を見られるかな?と思って立ち上げたアンサンブル、それが実は五重奏団les Cinqだったりします。

    もっとも今回、第1回結成演奏会の選曲には、まだまだ「演奏者としての自分」的視野で選んだ跡が多くあるように感じます。
    自分としてはまだまだ第2回以降、より先に突き進んでいく必要を感じますね。

    でもね、les Cinqにだって限界はあります。
    だってね「世の終わりのための四重奏曲」(メシアン)をやりたい!って言ったって、演奏できないですからねぇ(技術的にも権利的にも)。


    ちなみにこういう問題への取り組みについては、メトロポリタンマンドリンオケの首脳陣の方がネット上に残してくださっている様々な文書が大いなる助けになります。

    はむらぼ企画様「マンドリンオーケストラの周辺で」様


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    マンドリン合奏 | 01:49:43| Trackback(0)| Comments(0)
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