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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

    ご購入・お問い合わせはduende-juergaあっとまーくezweb.ne.jpまで!
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    プライスレスな演奏会
    急に寒くなってきましたねぇ。
    皆様、風邪など引いてる方はいらっしゃいませんでしょうか?

    と言いますかですね、これは超身勝手な話で恐縮なんですが、

    「風邪引いたら無理して出勤したり出かけたりしないで、頼むから休んでくれー!」

    たぶん今度風邪引いてしまったら、せっかくステロイド剤の効果が少し出つつあるワタクシの腎臓は、最後通告を受けたも同然となります。
    (ちょっと大げさな物言いですが、でも実際この正念場にあって今後の見込みはかなり厳しくなることでしょう・・・。今冬のワタクシのテーマは「たとえ死んでも風邪引かない!」です、笑^^;)

    腎臓病って発生のメカニズムが解明されてはいないんですが、どうも怪しいというか相当有力と言われているのが、「疲労」と「風邪」からというもの。

    自分も何となく感覚的ではありますがそんな気がしていまして(恐らく自分の病気が悪化した年であろう2004年は人生の中でも1~2を争うくらい公私ともに忙しい年でしたしね)。

    で、毎日4回くらいはイソジンでうがい(職場にも家にも常備)をしていますが、さすがにマスクは11月から3月まで、一年に5か月着用しっぱなしってワケにも行かないので、退院直後数日だけ着用して、あとは外しています。

    そして来月3日にはインフルエンザの予防接種も受ける予定です。

    というわけで、風邪には皆様もくれぐれもお気をつけくださいまし。
    なによりもワタクシのために(←超ウルトラ自己中)

    -----------------------------------------------------------------

    先週のブログで予告したとおり、今週も平日に演奏会通いがあるってことで、行ってまいりました。

    ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団の来日公演です!

    指揮:マリス・ヤンソンス
    サントリーホール
    ピアノ:イェフィム・ブロンフマン
    曲目:
    チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第 1番
    Tchaikovsky:Piano Concerto No.1 in B flat minor op.23
    ベルリオーズ:幻想交響曲
    Berlioz:Symphonie-fantastique op.14


    バイエルン放送交響楽団というのは、ベルリンフィルやウィーンフィルなどに比べると知名度では一歩譲りますが、実力は高く評価されているオケです。
    何といいますか、「質実剛健」という感じの印象のオケ。

    いま、ワタクシの手元には「世界のオーケストラ123」(音楽之友社)という本があります。

    この本の中で、「30人の音楽ジャーナリスト、評論家が選ぶ私の好きなオーケストラ・ベスト10」という企画があるのですが、その順位は下記のとおりとなっています。

    1位 ウィーンフィル
    2位 ベルリンフィル
    3位 コンセルトヘボウ管
    4位 シカゴ響
    5位 クリーヴランド管
    6位 モントリオール響
    7位 パリ管
    8位 18世紀オーケストラ
    9位 ドレスデン国立管(シュターツカペレ)
    10位バイエルン放送響


    この本が刊行されたのが1993年。

    12年の時を経て、おそらく今、同じ調査をやれば少し順位の変動があることでしょう。

    6位のモントリオール響と8位の18世紀オーケストラは地盤沈下してるハズなので(90年代が指揮者との関係もあってこれらのオケの黄金時代だったので)、

    バイエルン放送響は確実に「世界のトップ10オケの一角」と言って良いかと思います。
    (ちなみに今だとここ数年絶好調のロンドン交響楽団あたりは入ってくるでしょうね)

    そういえば、バイエルン放送響は、かの「カルロス・クライバーが恐らく一番たくさん振ったオケ」でもあります。正規・海賊版含め多くの名CDを生みました。

    そんな「一流オケ」なバイエルンですが、チケット代はベルリンフィルのわずか半額強くらいしかしませんし、とってもお買い得(それでも欧州で聴くよりは遥かに割高ですが・・・)。

    今年は(「も」と言うべきか)ベルリンフィルもウィーンフィルも来日してましたが、自分は迷った結果、今年はそれらを捨て、海外オケの来日公演については、

    ・ヤンソンス指揮バイエルン放送響(2005年11月)
    ・ゲルギエフ指揮マリンスキー歌劇場管(2006年1月)
    ・チョン・ミュンフン指揮ロンドン交響楽団(2006年3月)


    にしました。

    ベルリンフィルやウィーンフィルはチケット高いし、仕方ないですね。

    で、今日はずいぶん久々の海外オケ公演となったんですが、

    「あー、海外の一流オケって、こんなに素晴らしかったんだーーー」

    と思いました。

    行って大正解です!

    ヤンソンスって、プログラムが

    「ロマン派の聴き映えのするメジャーな大曲ばっかり」

    という印象がありまして、正直そういう曲はここ10年近く連日連夜聴きすぎて食傷気味となってしまったここ2~3年のワタクシにとっては、今日のプログラムも含めて、それほど心惹かれるものじゃなかったんですね。

    最近の自分が「萌える」プログラムって、例えば

    ツェムリンスキー:交響詩「人魚姫」
    シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第一番
    ブゾーニ:「トゥーランド組曲」
    ヤナーチェク:「グラゴール・ミサ」

    とか、

    プーランク:「牡鹿」
    イベール:「寄港地」
    ルーセル:「バッカスとアリアーヌ」第二組曲
    フランス六人組共作:「エッフェル塔の花嫁花婿」

    なんて感じのとか、

    そんな感じの

    現代音楽ではないけど、「近代音楽」って言うのでしょうか、ロマン派と現代音楽のハザマに埋もれていて、それでいて聴き栄えのする曲たち

    なんですよね。実際地味ではありますが、こういう所に着目する人が年々増えてきている気配を最近感じます。

    以前、誰だったか著名な外国人指揮者が言っていた言葉ですが、

    「最近のオケの演奏会は、メジャー曲30くらいの中からプログラムを組み過ぎだ。プログラムがマンネリ化している。」

    とか言って、たしかマゼール指揮ピッツバーグフィルの来日公演の曲目のいくつかを見事に言い当てていました。

    で、ヤンソンスについて言えば、プログラムを見るかぎり、そういうことを特に問題視しているタイプの指揮者でないことは明らか。

    今回の来日公演プログラム見れば一目瞭然です。

    「幻想」に「チャイコン」に「タコ5」に「火の鳥」、「チャイ4」

    「メジャー曲ベスト30」に入ってるような曲ばっかりです。

    しかし、今日の演奏会はそんなこととは関係なく、素晴らしかったんです。

    マンネリプログラムでも演奏次第ではノープロブレムになってしまうっていうことですね(でも、そんなプロばかりになったら世の中お先真っ暗なので、そういうのはヤンソンスだけにしておいて欲しいですが)。

    1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第 1番(ピアノ:ブロンフマン)★★★★☆

    ブロンフマンはかなりCDも出している、いわばメジャーなピアニストです。
    でも自分はこれまでほとんど聴いたこともなく、「どんな音を出す人なんだろう?」と楽しみにしておりました。

    この「チャイコン」との相性はおそらくバツグンでしょうね、彼の音は。
    ピアノのことにはさっぱり疎い自分ですが、相当な打鍵の強さを持った人だと思いました。
    激しい演奏なのですが、それが粗雑さにつながらない。

    このオケと指揮者の傾向、そして曲の傾向、全てが割と直線的と言いますか、「繊細か単刀直入か」で言えば、後者の側に属するものが合致した演奏という感じで、それはそれでうまくマッチしていました。

    ただブロンフマンはともかくオケはまだまだ本領ではないようにも思いました。

    自分は今回初めて生で聴くバイエルン放送響にかなり期待していたので、

    「あれ、こんなもんか」

    っていう感じも少しだけ、ありました。

    でもピアノがよかったので、演奏としては満足。

    ブロンフマンのソロのアンコールも2曲もやってくれて、そのうち1曲が

    ショパン「革命エチュード」
    ですからね(もう1曲はシューマンの何か間奏曲。詳細不明)。

    それはもう盛り上がらずに済ませる方がムリってものでしょう!


    2)ベルリオーズ:幻想交響曲★★★★★

    自分が「5点」付けたのって、たぶん2月のコルボ指揮ローザンヌ室内管のフォーレ「レクイエム」以来じゃないですかね(ちゃんと調べる気力なし)。

    ものすごい演奏でした。

    鬼気迫る迫力、誰の耳にも明らかなほど高水準のアンサンブル、積極性のある奏者、リズム感がすごい指揮者ヤンソンス

    音楽に必要な要素で、

    知・情・意

    という言葉がありますが、まさにこの3点全てが比類なき次元に到達した演奏という感じでした。

    もちろん演奏会場は興奮の坩堝。

    計5楽章のこの曲。

    第4楽章が終わった時点で演奏のあまりの凄まじさに会場がざわつきました。こんなの初めてかも。
    自分の近くでは、ハッキリと「うわー、すごすぎる・・・」って呟いてる人の声が聴こえてきたりもしました(笑)

    唯一欠点を挙げるとすれば、このヤンソンスの演奏は常にそうなんですが(って、彼の演奏を生で聴くのはこれがまだ3回目ですけど)、

    あくまで即物的処理に徹している点

    ですね。

    なんたって、この曲の名前は「幻想交響曲」ですよ!

    もう「幻想」でも「妄想」でもいいから、とにかく行きつくところまで行っちゃえ!って曲です。

    でもこの演奏は非常に盛り上がりはするのですが、それはあくまで人為的な盛り上げの成果だっていう感じが聴き手に伝わってきてしまうんです。

    「幻想」に冒され、頭がどうにかなってしまいそう。。。という標題音楽の持つ性格は、そういう点では十分に表現できていないという見方もあろうかと思います。

    「どうだ、ここはクレシェンドだ。そしてフォルテになって金管が入ってきて、低弦が下の方で暴れていくぞ」

    なんて感じで、あくまで「オケ」という流儀の中で完結し、ベルリオーズの内面世界にまで連れて行ってくれはしない、そんな形而下の音楽という印象なんです、どうしても。目の前の「オケ」の存在を忘れさせてくれない。こんなにスゴイ演奏であるにも関わらず。

    自分は欧州の一流オケの演奏で、時に作曲家の内面世界へ連れて行ってくれるかのような名演奏をこれまでに何度か経験しているので、そういう演奏からしたら、どうしてもそこん所が物足りないですね。

    でもそんな演奏ばかりってのも、疲れるというか、そんな演奏に触れた時にはその後数日は精神面で影響受けてしまって、何も手につかなくなったりするので、まあ今日の所はいいです、これで(笑)

    しかし、今日の演奏はたしかに素晴らしかったのですが、例えば毎週ベルリンフィルやらウィーンフィルやらが聴けるベルリン市民やウィーン市民の環境でも感動しただろうか?という疑問が浮かびました。

    自分は海外の一流オケと呼ばれている所の演奏を聴いたのは、これが1年ぶりくらいでして、「耳が劣化していたのではないか?」そんな気も確かにしたのです。

    やっぱり残念なことに、日本のプロオケとは月とスッポンくらいの違い(どないやねん)があるのは否めないもので、いくらチケット代が高くても、年に2~3回くらいは「世界トップ10クラス」のオケ公演を聴いておきたいなーと思いました。

    幸い、東京という都市は「世界ベスト10」かそれに準じるくらいのオケが毎年軽く5~6コは来てるんです。これってすごい!チケット代もすごいけど・・・。

    でも、チケット代はたとえ1500円だって、もしヒドい演奏だったら「金返せ!」って感想になりますけど、

    今日みたいなすごい演奏なら、何千円・何万円なんて価値では図れないなあと。

    まさに、「プライスレス」(@○スターカード)な演奏会でした。





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    レビュー | 02:43:48| Trackback(0)| Comments(3)
    コメント
    イソジンうがいは
    風邪の予防にはあまり効果はないという実験結果を
    つい最近、ネットで読みました。
    塩水うがいが一番効果的なんだとか。
    風邪をひいてからの殺菌に関してはイソジン(うがい薬全般)は
    効果があるそうですが。

    でも、塩水うがいって、腎臓に負担がかかるかしら。
    2005-11-23 水 06:17:41 | URL | ささざき妻 [編集]
    私も見ました(うがいのこと)
    私は新聞で見たと思うのですが、イソジンうがい、普通の水道水うがいをした人で実験(どんな実験なのか、それにイソジン、水道水以外にもう一つ実験群があったような気もします。詳細を忘れてごめんなさい)した結果を比べると、水道水の方が成績がよい。理由はイソジンでうがいをするのは喉の常存菌(だったかな)も殺してしまうからだろうということでした。
    前に子供がかかった小児科のお医者さんには、風邪予防には緑茶のうがいが一番よいと伺いました。いずれにしてもイソジンにあまり頼り過ぎない方がよいかもしれません。
    コメントが健康管理編みたいになってしまいました。。。
    2005-11-23 水 14:24:01 | URL | S.K [編集]
    ささざき妻様・S.K様
    イソジン、効かないんですねぇ・・・。意外でした。
    あのノドがスースーした感じが「きっと効いてるんだ!」って思い込んでましたもんね(笑

    塩水・緑茶でのうがい、自分も聞いたことがあります。

    たしかに塩水は少し不安もありますので、緑茶でやってみようかと思います(もったいなくて飲んでしまいそうですが・・・)
    2005-11-23 水 23:06:26 | URL | タテラッツィ [編集]
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