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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

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    アマチュアとプロの違いとは?
    【ただ今のBGM】
    バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲版)(ラヴェル)

    クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団



    最新のART(アビー・ロード・テクノロジー)によるリマスタリングで蘇るEMIの名盤。フランスの名指揮者クリュイタンスがパリ管と繰り広げる「ダフニスとクロエ」の色彩的な世界。


    本来なら入院中だった今日は、泣く泣くキャンセルするつもりだったアマチュアオーケストラの演奏会を聴いてきました。

    Global Philharmonic Orchestra
    第36回定期演奏会
    指揮 / 松尾 葉子
    日時:2006年1月22日(日)
       午後1:30 開演(12:30 開場)
    会場:すみだトリフォニーホール 大ホール

    曲目:
    E. シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
    F. プ-ランク:「典型的な動物たち」交響的組曲
    C. ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
    M. ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲


    ワタクシの上司がこのオケのメンバーなんですね。
    それでチケットを事前にいただいていた次第です。

    しかし、、、

    その自分の上司っていうのが実は、入院拒否の原因となった「インフルエンザ疑惑の上司」なんですなぁ(笑)。

    というわけで、その上司、演奏会に出てませんでした・・・(爆)

    自分は、その上司のインフルエンザ疑惑のおかげで、この演奏会を聴きに行くことができたわけですが、上司はそのせいで演奏会にいない。。。

    「形勢逆転」というか何というか、皮肉なものです。

    このオケの演奏会、初めて聴きに行ったのですが、上司にゴマ摺るわけでも何でもなく、めちゃくちゃすごい!

    アマチュアトップレベルオケなのでしょう、きっと。

    このブログでは、アマチュアの演奏に対して★印での採点はしないこととしているんですが、ここまでスゴイと、ちょっとしたくなってしまうほどです(笑)

    実は開演時間を30分勘違いして、最初の方の曲を聴くことができなかったんです(「狂詩曲スペイン」、某マンドリンオケで次回演奏会の候補曲でもあることだし、すごく楽しみだったのに・・)。

    プーランクはロビーのテレビ映像とスピーカーの音で聴きましたが、その時点で既に「アマチュア離れ」していることは予測が付きました。

    そして、「牧神の午後~」(ドビュッシー)、フルートのソロ、こりゃもうプロ級です!

    さらに圧巻だったのは「ダフニスとクロエ第二組曲」。

    たしかに「ダフニス~」や「ラヴァルス」あたりのラヴェルの曲って、崩壊しない程度にできれば(それがそもそも難しいが)、あとは最後に向けて思い切り盛り上げさえすれば、聴き手としてはそれなりに熱狂できる曲ではあると思うんです。

    でもこの演奏は、そんな表層的なレベルの演奏じゃなかった。

    ヴァイオリンの弱音部分のゾクっと来る部分、「戦いの踊り」のフルートとオーボエ首席の完璧なソロ、コンマスの華のある音色のソロ、何もかもが「上手いなー」と感嘆してしまいました。

    ここまで上手いとですね、もはや

    「プロ顔負け」

    なのではなく、実際に

    「プロの下位集団よりは上」

    なのではないかという感じなんですね。

    実際はどうだか知りませんが、

    「プロになれないアマチュアの人たち」

    ではなく、

    「なろうと思えばなれないこともなかったが、たまたまプロにならなかったアマチュアの人たち」

    という趣なのです。

    そうなってくると、

    「いったい、アマチュアって何なのだろう??」

    というギモンにぶち当たります。

    プロオケは、1年間に百数十もの公演をこなすため、1演目について通常3回程度しか練習をしないそうです。

    それに比べて、アマオケの場合、少なくとも10回程度は練習するでしょうし、場合によっては合宿などもあることでしょう。

    そして奏者は数ヶ月間、その公演のために、その曲のいろんな演奏を聴き込んだり、スコアを読み込んだり、同じ作曲家の他の作品も研究して様式を理解したり、いろんなことができます。

    しかし、プロオケでそんなことする人はまずいないそうです。
    まあ時間的に不可能なんでしょうね。

    だから、個々人の技量そのものはプロに一歩譲ったとしても、一公演ずつのクオリティという点では、アマチュアが逆転できる余地は十分にあるのでしょう。

    もっとも瞬間的にもプロオケをクオリティの面で逆転できるほどのアマオケは、そう多くはないでしょうけれど。
    (「感動」とか主観的な所で超えることはあるにせよ、です)

    いわばプロオケは「うさぎ」でアマオケは「亀」

    でもあんまりトロい亀では、うさぎが10回くらい眠らないと追い越せないわけで
    (笑い・・・ごとじゃないですね。自分たちはどーなんだってぇ話になっちゃうと・・・困ります^^;)。

    そんな具合にアマチュアには「1曲入魂」という魅力があります。

    でも、プロにはプロの「入場料分の満足を与える責任ある演奏」ができるというスゴさがあるわけで(満足しないこともありますが)、そこん所の肝の据わり方はやはりアマチュアにはマネできない部分がありそうです。

    以前、あるプロ志向の人から、そのあたりのことをいろいろ聞く機会がありまして、

    「アマチュアの中に自分より上手い人が例え何人かいたとしても、その人が本当に1年間コンスタントに客を満足させられることができない限り、自分より上だなんて認めることはできない」

    というようなことを言っていました。

    その考えが正しいかどうかはともかく、

    「プロはプロの考え方があるんだなー」

    と勉強になりました。
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