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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

    ご購入・お問い合わせはduende-juergaあっとまーくezweb.ne.jpまで!
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    タテ(時代)の線?ヨコ(地域)の線?
    【ただ今のBGM】
    ヴィヴァルディ:「四季」より「夏」(3曲目)

    ビオンディ指揮エウローパガランテ




    2006年に暮らすイタリア人は、

    ・2006年に住む日本人



    ・1725年に住むイタリア人

    どっちの感覚により近いでしょうか?

    ファビオ・ビオンディ/エウローパ・ガランテによる「四季」。

    この演奏には、単に「古楽器の四季」ではない魅力があふれていますね。

    「古楽器奏法」をする人たちというのは、よく、「作曲家が想定した音をそのまま鳴らそうという、できもしない努力をする虚しい人たち」という偏見を持たれがちです。
    しかし、古楽器の第一線にいる演奏家たちのインタビュー記事などを読む限り、そのような考えを持つ人なんて、まずいないんですね。

    あくまで「2006年のイタリア人」「2006年のイギリス人」「2006年のオランダ人」の精神・目・耳で感じた1725年イタリア人作曲家の音楽をやろうとしている。

    実際、彼ら古楽派の演奏を聴くと、

    「古楽器」を用いて、「作曲当時の奏法」を用いて演奏しているにもかかわらず、

    演奏は奏者・楽団によって全く違う。

    現存する資料などを学究的に追い求めて、その成果として演奏をするのであれば、これほどバラエティに富んだ演奏スタイルの差異が発生することへの説明は付かないんじゃないか、と思います。

    つまり、彼らは「2006年の精神・目・耳」によって「1725年の形」を再現しているんですね。

    こんな風に分析めいたことを書いていますが、正直ワタクシ、こういう精神を演奏で表してみろ!って言われても、無理です。

    それは、「そのための技術がない」「研究していない」などなど、あらゆる角度から理由付けできますが、もっと根源的には、

    「あいつら欧州人にとっては、結局バロック音楽って、【ご先祖様の音楽】じゃん」

    っていうのがある気がします。

    じゃあ、我々日本人は開き直って、「邦人曲」ばかり演奏しているしかないのか?
    あるいは、楽器も西洋の楽器じゃなくて、三味線とか琴とか琵琶とか、そんなもので奏でないと、本質的な所でどこか「偽物」を奏でてしまうことになるのか?

    それは違う

    というのがワタクシの考えです。

    例えばよく、「世界のオザワ」のベートーヴェンは「醤油ソースの匂いがする」とか、そういう揶揄が西洋の中ではあるんだそうです。

    別にいーんじゃないの?

    って思いますね。

    「日本人のオザワ」が「オイスターソースの匂いがするベートーヴェン」をやったら、それこそヘンじゃないですか。

    内田光子とか児玉桃とかみたく、日本人でありながら日頃の思考を日本語ではなく英語やフランス語で行ってるようなコスモポリタンは別ですけど。

    これはオザワが好きとか嫌いとか、そういう問題ではないですね。

    演奏家が自分の中に持っているものに対して、どれだけ真正面から向き合い、表現できているか、という問題なんだと思います。

    そう考えれば、

    2006年の日本人が古楽器により古楽奏法を研究し、1725年の音楽を「醤油ソースの匂い付きで」演奏する

    ことは、なかなか愉快なことなのではないか?と思いました。

    そんな条件にピッタリ合った楽団があります。

    鈴木雅明/バッハコレギウムジャパン



    このバッハ「ヨハネ受難曲」あたりは、なかなかグー(死語の世界、、、)ですね。
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    音楽全般 | 00:34:43| Trackback(0)| Comments(0)
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