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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

    ご購入・お問い合わせはduende-juergaあっとまーくezweb.ne.jpまで!
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    ベラ全曲紹介4【弦楽四重奏のための緩徐楽章】
    さて、明日13日(土)はベラ・クォーレの演奏会です。

    ベラ・クォーレコンサート No.24
    日時:5月13日(土)/開場PM5:30 開演PM6:00

    場所:こまばエミナース
    (京王井の頭線 駒場東大前駅下車 徒歩5分)

    全席自由/1000円

    プログラム:
    チャイコフスキー・・弦楽のためのセレナーデ
    ウェーベルン・・・・弦楽四重奏のための緩徐楽章
    マーラー・・・交響曲第5番より「アダージェット」
    マーラー・・・交響曲第1番より「花の章」

    指揮:小出雄聖


    今回、ワタクシはこの楽団初出演。

    実は今回、約2年ぶりに2プル(2列目)で弾きます。
    ヘタクソなくせにホント恐縮なのですが、、、。
    ここん所、ずっとパートトップとかパート自分1人(室内楽)とかばっかりだったもんで、自分より前で演奏してる人なんてずいぶん長いこといなかったんですよ。
    だから取りあえず弾けてようがダメだろうが、とりあえずは躊躇なく思いっきりでかい音で弾いておく、という習慣だけは、自分ありますね(笑)。
    だから、音ミスなんかもでかい音で堂々とミスするので、すぐ誰にでもバレます(苦笑)。

    そんな感じでやってきたので、今回、「同じパートの人に追随して弾く」感じに慣れるのに時間がかかりました。

    個人的な今回の課題・目標の1つは、

    「他パートももちろんだが、まずは自分のパートの音を聴く」

    ことかもしれませんね。
    この逆の立場での意識付けは、他楽団でトップをやる際に役立ってくるのかもしれません。


    【ただ今のBGM】
    ウェーベルン:弦楽のための緩徐楽章

    ボロディン四重奏団


    そうそうこの曲の調性はC-moll、つまりハ短調。

    普段調性のことなんてあまり書かない私が何故今日ばかりは書くのかといいますと、ウェーベルンと言えば、「無調」「12音」の世界の住人というイメージがあるから。

    ウェーベルンは、新ウィーン楽派の1人。
    新ウィーン楽派と言えば、シェーンベルク・ベルク・ウェーベルンの3人ですが、ベルクとウェーベルンはシェーンベルクの弟子です。

    シェーンベルクが開発(?)したのが、かの悪名高き「12音音楽」ですね。
    この音階の仕組みについて、以前ワタクシが所属している某マンドリンオケの方がメールで解説してくださったものを読んだことがあるのですが、浅学なワタクシには、半分かそれ未満の理解しかできませんでした。。。もういっぺん、基本だけでいいので、勉強しておきたいのですけれどね。

    ただでさえ難渋な音楽という印象の強い新ウィーン楽派の音楽の中にあって、このウェーベルンは最も尖がった地点まで到達した人です。
    たしかこの人の作品、すべて合わせてもCD3~4枚分にしかならないんですよね。
    比較的長い「交響曲」でさえ8分くらいしかない。
    それでいて、盛り上がりも何もない。
    とにかく無色透明な音空間が続くのみ。

    短い中にギュッとすべての音世界を凝縮させた「孤高の大天才」、ワタクシのウェーベルンのイメージはそんな感じです。

    しかしこのウェーベルンも、若い頃の作品はマーラーの影響を強く感じるような後期ロマン派風の調性音楽を書きます。

    この「緩徐楽章」(Langsamer Satz)なんてハ短調(c-moll)ですからね~。

    ハ短調って言ったらあーた、古今東西、名曲のオンパレードですよ。
    「悲劇性を表すのに適した調性」なんて言われますね。
    フラット3つ付いちゃいますし・・・(笑)

    (例)
    ミサ曲ハ短調(モーツァルト)
    交響曲第5番「運命」(ベートーヴェン)
    交響曲第1番(ブラームス)
    ツィゴイネルワイゼン(サラサーテ)
    宇宙戦艦ヤマト

    あと、なぜか(?)・・・だんご三兄弟(笑)


    ウェーベルンはこの曲に作品番号を付けていません。
    若書きの曲には往々にしてあることですが、でも、モーツァルトなんて、5歳だか6歳だかで書いた作品にまで作品番号付いてますからね。
    やっぱり後年のウェーベルンの尖がり具合からすると、ちょっと気恥ずかしい音楽だったのかもしれません。

    しかし、世間の反応はむしろ逆で、この「緩徐楽章」とか「夏風の中で」といった後期ロマン派様式で書かれた曲の方をむしろよく演奏するんですね。

    普通は次第に世間に迎合していく人の方が多そうなのに、ウェーベルンはどんどん自分の「孤高の領域」を見つけていった人なんですね。

    そういえば、自分の知人でこんな奴がいました。

    17歳の頃、

    「オレは邦楽なんざ聴かん!UKロックだけだよ、音楽は!キンクリ(キングクリムゾン)サイコー!!」

    みたいなこと言ってたんですね、そいつは。

    10ウン年ぶりで再開した時、そいつの車に乗せてもらい、カーステレオでかかった音楽は、

    浜崎あゆみ

    でした。

    いや、別に「あゆ」をけなす目的で挙げた例ではないのです。

    最初っから「あゆ好き」な方は、ぜひその道を迷うことなく突き進んで行ってもらいたい。恐らくはそれがその人の「生きる道」なのだから。

    でも、上記のように尖がったこと言ってた奴が、就職して、結婚して、奥さんと子供を持って、って人生経験というか年齢を重ねていくうちに、こうまで趣向まで変わっていくこの現象はいったい何なのだろう?って思ってしまうんですよね。

    でも、自分が知る限り、「ウェーベルン型」よりは「元キンクリ君型」の方が遥かに多いですよね、世の中。

    自分ははたしてどっちなのだろう・・・?

    って言うか、ぜんぜん曲自体の話をしていませんでした(笑)

    しかし、、、明日はもう演奏会なんですね。

    もう寝ませんと。。。

    という言い訳をして、本日は退散しますです、、、。

    (だって、ウェーベルンの曲の楽曲分析なんて、難しくて私にゃ荷が重過ぎるんですもの。しかし、せめてハ短調ということだけでも念頭に聴いていただけると、いくぶん違うかと思いますよ~。
    あ、あと、演奏時間は10分くらい。冒頭の旋律は後半また戻ってきます。)
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    マンドリン合奏 | 01:39:17| Trackback(0)| Comments(2)
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