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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

    ご購入・お問い合わせはduende-juergaあっとまーくezweb.ne.jpまで!
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    クァルテット・エクセルシオ(≠エクセルシオール・カフェ)
    【ただ今のBGM】
    弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」(ヤナーチェク)

    ハーゲン四重奏団




    クァルテット・エクセルシオの定期演奏会を聴いてきました。

    2006/11/11(土) 18:00 東京文化会館小ホール
    モーツァルト:第6番 変ロ長調 KV159
    ヤナーチェク:第2番「ないしょの手紙」
    ベートーヴェン:第10番 変ホ長調 op.74「ハープ」


    往年の名カルテット・巖本真理四重奏団以降、ここ数十年ついぞ現れない、東京を本拠地とする常設の弦楽四重奏団(プロ)。
    このクァルテット・エクセルシオは、その困難に挑戦している、若手から中堅に差し掛かった世代の四重奏団だそうです。
    結成から12年ほど経過しているようです。

    今回たまたまウェブ上でこのカルテットの演奏会を知り、選曲が魅力的だった(もっぱらヤナーチェクですが、「ハープ」も他の曲との相性がいいように思え、プログラミングにセンスを感じた)もので、急遽、当日券で聴きました。

    初めて聴くこの四重奏団。

    いや、実はこのところ、自分の演奏の方で必死こいてたせいで、プロアマ・ジャンルを問わず、他の人の演奏というもの自体、もう2か月くらいも聴いてなかったんですよね。

    久々の演奏会ということで、実は最初のモーツァルトは半分くらい居眠りしてしまい。。。

    でもね、これ、かの「世界の小澤」(あまり好きでもないクセにこういう時だけ急に持ち上げるww)も言ってましたが、演奏会の最中に居眠りするほど、幸せな瞬間もそうそうないですよ。いや、ほんとに。入場料もったいないけど。眠っていても、ちゃんと聴いてますしね(ウソつけーー!!)

    白眉はヤナーチェクの「ないしょの手紙」

    特に、終楽章。

    この曲、映画「存在の耐えられない軽さ」であちこち使われてるんですよね。

    この映画、他もなかなかBGMがオススメですので、映画を一通り観たことある方は、ぜひサントラもゲットしてみてはいかがでしょうか?

    観てない方はDVDが安いので、ぜひ~(レンタルも大きめなツ●ヤならあることでしょう)

    映画は、タイトルのイメージほど難解ではありません。

    ノーベル文学賞作家のミラン・クンデラの作品を映画化したものです。

    とか書くと、ますます身構えられそうですが、いや、本当に全然苦渋なもんじゃないです。この映画の空気感は、「ある時代」においては、スタイリッシュでもあったことでしょう。

    冒頭に揚げたハーゲン四重奏団の演奏は、バルトークなんかでもそうですが、例の「電動ハブラシ状態トリル」が、上手いけど激しくやり過ぎて怖っ!って感じなんですが、エクセルシオについては、ほど良く抑制が効いていて心地良かったです。

    そうですね、何もかもが心地良かったです。

    「第1楽章でピチカートが多用されるから」という理由で付けられたベートーヴェンの「ハープ」についても、「中庸の美」とでも言うべき安定感がありました。

    いいアンサンブルだな、と思いました。

    もちろん、アマチュアと比べて、とか、マンドリンと比べて、とか、そういうのじゃないです。

    そもそも自分は「弦楽四重奏」というものに関して、基本的に、プロしか聴いたことないです。

    それもほとんどヨーロッパとアメリカの。
    日本のは1つ2つ聴いたことがある程度です。

    弦楽に関しては、上手い上手くないという次元の前に、どうしても、その音色について、ヨーロッパのオケ・アンサンブルに魅力を感じます。

    本当に、プロとしては最底辺クラスの、人口10万もいない田舎町のオケとかでも、ヨーロッパの楽団・アンサンブルは、N響や新日本フィルが逆立ちしても出せないような音を出すんですよね。あれはナンなのでしょうか??

    たぶん、差としては、サッカーのJリーグとスペインリーグの差よりも大きいと思います(世界の注目クラブチーム10とかいう企画に「浦和レッズ」が選ばれたみたいですしね)。

    ただ、このエクセルシオ(愛称は「エク」だそうです)、自分が聴いた日本の四重奏団の中では、音作りの傾向に一番共感できました。

    どうしても、力量的にも、1stヴァイオリンが目だって、多少ソリスティックにガンガン弾くっていう演奏が多いと思うんですけど、「エク」の演奏は、1stヴァイオリンが「来るぞ!来るぞ!」と思わせといて、メロディを少し抜くというか、派手な音作りにならぬよう、バランスを取ってる感じなんですよね。

    でも、

    この演奏会に感動したか?

    と訊かれれば、それは完全に「ノー」。

    「まとまってる」なんて言葉は畏れ多いくらい、ほんとにバランスいい演奏ですし(弱いパートがなく、主張し合っている)、破綻らしき箇所も強引な感じの所もない。

    ただ、もしかしたら、解釈が甘いのかも?しれません。

    部分部分が綺麗だけど、曲全体から部分へ立ち返るような構成力があまりないのかも。

    全て穏便に穏便に演奏しすぎて、ちょっと面白さに欠けるのかなあ?と。

    それだけ誠実な演奏なんですけど。

    血液型で言えば、間違いなく、A型タイプの演奏。

    まあ海外の演奏と比べたら、ほとんどの日本人のクラシック演奏は、A型的なんだと思いますけれども。
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