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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

    ご購入・お問い合わせはduende-juergaあっとまーくezweb.ne.jpまで!
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    【映画】EUREKA ユリイカ
    今日のは、某SNS掲載済み記事と同じ内容で、そちらを既にご覧いただいている方には手抜きっぽくて申し訳ありませんが、いかんせんあちらはごく限られた人しか読めない設定にしてますもので、こちらにも転載いたします。
    (でも、多少推敲してます)

    元日に家で観た映画(DVD)の感想です。

    EUREKA ユリイカ
    製作年 : 2000年
    製作国 : 日本
    時間 : 217分
    公開日 : 2001-01-20~2001-03-30

    監督 : 青山真治
    出演 : 役所広司 宮崎あおい 光石研 宮崎将 松重豊 利重剛 ほか


    eureka.jpg


    2年前、九州の地方都市で、バスジャック事件の現場に遭遇し、生き残った3人。彼らの過去から逃れられない苦しみと、新たに発生した連続殺人事件を絡めて、心の再生を描く感動ドラマ。主演は『うなぎ』の役所広司。

    いやはや、1年の最初っからすごい映画を観てしまいました。
    もし2006年のうちに観ていたら、こちらに先日アップした「2006年の映画ベスト5」で首位争いを確実にしていたことでしょう。

    文句なしの大傑作です、これは。

    日本映画も捨てたもんじゃないなあと(ってか、勝手に捨て気味にしちゃってすいませんでしたというか)。

    上映時間の217分は、つまり3時間37分ってことで、確かに長いです。

    そこで、

    「しかし、傑作だから飽きずに観られた。なので、長いとはこれっぽちも思わなかった!」

    なんて綺麗に話が落ちればいいのですが、残念ながら、

    「うへぇ、、、まだ続くか。。。」

    という感じで観ておりました。途中映像に動きが無さ過ぎて、眠くなる箇所もありました。

    DVDなので、その時は、記憶が鮮明だった所まで巻き戻して再度見直したんですが、本当ならDVDじゃなくて映画館で集中して一気に観たかったです。
    元旦の実家で3時間37分もの間、何モノにも妨害されずに観つづけるというのは、なかなか難しいもので。

    しかし、結論として、この内容を詰め込むならば3時間37分という上映時間は、必要不可欠だと思いました。
    タルコフスキー監督やアンゲロプロス監督などの巨匠たちに見られるようなカメラ長回しの技法をあちこちで導入していましたが、これが、人物像をじっくりと描き出することに相当役立っていると思いました。

    ほとんどの映画は、思うにテンポが良すぎるのですね。
    飽きずに見させることしか考えてないというか。
    ま、そういう映画もあっていいんですけど。
    ただ、このユリイカの、しっかりと物事を見据えている姿勢、自分は好きです。

    映像は最後のカットを除き、オールセピア色。(少しネタバレしますと、最後だけカラーになることには、とてつもなく大きな意味があるんです)。
    静かで動きの少ない展開。
    登場人物たちの味わい深い方言(宮崎兄妹はほとんどセリフなしですが)。
    カメラワークが(ちょっとイヤらしいくらい)計算され尽くしている。

    そんな事項の積み重ねによって、この映画はエンターテインメントというよりは、純文学の部類にあるものだと思いました。

    ストーリーは、簡単に言えば、救いのないトラウマを背負った人々が一回落ちる所まで落ち、そして克服に向けて希望を見出していくという話(ちょっとネタバレしすぎでしょうか)。
    でも、その先の解釈は、視聴者に委ねられます(いい映画というのは、多くの場合、多義的な解釈ができるようになってますね)。

    宮崎あおい、凄いですね。
    この映画上映当時はまだ中学生くらいだったんですけどね。
    「カワイイ」とか「演技がうまい」とかそういうのを超えて、「いったいこいつ何者?」と思わせる独特の空気感がありました。
    音楽で「休符を歌う」という言い方をすることがありますが、宮崎あおいの演技は、まさに「無言で歌う」演技でした。
    全体で1分も台詞がない状態でありながら、彼女の持つ空気がこの映画全体を支配していたと言ってもいいでしょう。天才ですね。
    こういう演技を観てしまうと、私のブログのような、言葉が多いだけのものって、本質的な部分とは何の関係もないんだなあと、改めて思ってしまいます(もともと、自覚はしているつもり)。

    宮崎将(宮崎あおいの実兄で映画の中でも兄役)も、なかなかいい俳優さんだと思いました。
    今でもいろいろ出てるみたいですけど、決して「妹の七光り」なんかじゃないだろうと思いましたね。

    そして何より役所広司。この人については、今さら何も言うことはないと思います。
    相変わらず味あり過ぎ。この人も、語らなくても演技できる俳優さんですね。
    「日本を代表する俳優」なんだと思いました。
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    映画 | 01:04:29| Trackback(0)| Comments(0)
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