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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

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    スーパーエッシャー展(ある特異な版画家の軌跡)
    【ただ今のBGM】
    ハープとオーケストラのための小協奏曲op.39(ピエルネ)

    クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団

    アニー・シャラン(ハープ)




    ある必要性のために聴いていますが、いい曲ですねぇ。
    ハープの音がとにかくひたすら美しい。

    俗世間のイヤなことなど、全てどっかに飛んで行ってしまいそうです。

    あ、今日の自分は俗世間の生活を送ってなかったんでしたっけ。。。

    合宿明け自主休暇。

    ホワイトカラーエグゼンプションとはこれっぽっちもカンケーないですが(あれ導入されたら最悪ですよね・・・)

    さて、そんなこんなでかねてより行っておきたかったエッシャー展@渋谷Bunkamuraへ行ってきました。

    渋谷Bunkamuraと言えば、3年か4年くらい前にある映画監督の特集をやってた時なんかは、ル・シネマに休日の度にほとんどヌシ状態で入り浸っていた所で、だいたいどんな雰囲気の場所か、行く前から想像が付いてるわけですが、今日はいつもと全然違う雰囲気。

    連休明けの平日だと言うのに、ヒト!ヒト!ヒト!

    世間はこんなにヒマ人が多いのか!って思いましたよ(←オマエが言うなって)

    このエッシャー展への入場待ち時間は、チケットを窓口で買う人の場合、なんと40分待ち!

    「ひどく混む」という情報を事前に入手していて、ヤングな腐女子しかいない「109」の中にある「ぴあ」(ここに行く時、いつも109のキャピキャピ祭りを抜けていくので、ひじょーに気まずいです)でチケット事前購入していた自分は、待ち時間ゼロでした。

    今週の日曜日までで終わりですが、もしこれから行かれる方、いらっしゃいましたら、ぜひチケットは事前にコンビニか「ぴあ」等で購入してから行かれることをオススメします。

    入口が40分待ちということで危惧していた通り、中も人が寿司詰め状態でした(でも、昨年のダリ展@上野の森よりはいくぶんマシ)。

    エッシャー展、実は2002年にもBunkamuraに来てるんですよね。
    自分はそっちにも行ってたんですが、たしかあの時はガラガラだった記憶が。
    最近こういう20世紀アート、人気なんですかね。
    ダリもすごかったし。
    いや、そういえば、昨年は「若沖」(江戸時代の日本画家)も凄かったので、美術展全体がもしかしたら活況なのかも。

    「のだめ」効果でクラシックの演奏会も盛況続きだという噂を聞きますし、芸術ブームなんでしょうか?

    ただ、音楽は美術に比べると元々抽象度が高い芸術なので、美術のように20世紀モノに人気が出るということは、あまりないですね。

    音楽史と美術史はかなりの部分、シンクロしているわけですが、音楽史の中でダリとかエッシャーって言ったら、ジョリヴェとか、そういう時代です。

    ジョリヴェなんて一向にクラシックコンサートの主役級になりませんが、美術界じゃ、20世紀の画家の展覧会、いっぱいありますもんね。今だって、ルオーの回顧展が汐留で開催されたりしてるようです。

    というわけで、音楽でもこのヘンの時代のがもうちょっとメジャー化したらいいのになぁと思うんですけどね(決してわかりにくいものばかりでなく、むしろベートーヴェンとかよりもとっつき易いかもしれないものがいっぱい)。

    さて、そんな周辺的な話に終始し、すっかりエッシャー展自体の感想がおざなりですが、とにかく良かったです。
    人混みでも諦めずに丁寧に観ていたら、3時間半もかかってしまい、ヘトヘトになりましたが、でも満足です。

    噂の任天堂DSによる解説、たしかにあれは凄かったです。
    操作性も良くて、あれならお年寄りでも一人で使いこなせるでしょう。

    なんかDSに限らず、CGの動画を使って、エッシャー独特のだまし絵だとか、平面や立体の「正則分割」の説明がなされていて、めちゃくちゃわかりやすかったですね。
    未来の美術展はこうなるんだろうなあ、というのを想像以上に先取りしてしまった展覧会なのかな?という感じでした。
    あと10年もしたら、田舎に方まで全ての展覧会はこんな感じになっていくのかもしれないな、と思いました。

    展示は点数が多く、見どころ満載。

    エッシャーの作風の変化にしたがって、4つに分類。

    「1 身近なものと自画像」で、彼の習作時代を描き出し、

    「2 旅の風景」で、平坦な土地であるオランダに生まれ育ったエッシャーのイタリア生活に伴う起伏ある土地の立体性への憧れと賞賛が描かれます(この頃からずいぶんと幾何学的な分析を行っているような感じでした)。

    「3 平面と立体の正則分割」で遂に抽象的なジグソーパズルみたいな独自の世界に達し、

    「4 特異な視点、だまし絵」で彼の幾何学的分析が、これだけの錯覚現象をも生み得るんだ、ということが示されます。

    人が多すぎることを除けば、満足度は最高レベルの展覧会でした。
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    レビュー | 01:22:55| Trackback(1)| Comments(0)
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    版画家版画家(はんがか printmaker)とは版画を媒介にして表現する人。木版画・版画#凹版画|銅版画・石版画(リトグラフ)などで作品を作る。版画専門の美術家は少なく、主に洋画・イラストレーションなどと兼業することが多い。著名な版画家の棟方志功は自らの作品を板画 2007-09-29 Sat 06:46:21 | 美術のきざはし
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