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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

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    花とアリスとナナと奈々
    映画の感想2連発です。

    「花とアリス」と「NANA(ナナ)」です。

    って、一応おいら、三十路突入後久しい男児ですよ、念の為(笑)


    「花とアリス」【この映画の評価額 2500円】

    カテゴリ : ドラマ
    製作年 : 2004年
    製作国 : 日本
    時間 : 135分
    公開日 : 2004-03-13~2004-04-09
    監督 : 岩井俊二
    出演 : 鈴木杏 蒼井優 郭智博 相田翔子 阿部寛 大沢たかお 広末涼子 平泉成


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    内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
    『リリイ・シュシュのすべて』の岩井俊二監督が、誰もが経験する思春期の心情を綴った青春ラブストーリー。幼馴染みのふたりの少女・花とアリスが、友情と恋の狭間に戸惑いながら大人への階段を上り始める。


    ここ数年、日本映画が熱いんだそうですが、そう言われるちょっと前から既に熱くなってた監督がこの人ですね。
    岩井俊二監督。

    自分は、Love Letterだか四月物語だか以来の岩井作品鑑賞なので、かれこれ7~8年ぶりでしょうか。

    その間、様々な映画を観たし、拙いながらも人生経験も年齢も重ねてきたし、そして世相も変わったわけで、いま、自分にとって岩井作品はどういう風に入ってくるんだろう?楽しみでした。

    しかも、蒼井優が出ている!
    それも事前インフォメーションによれば、「蒼井優の現在までの最高傑作」と言うではありませんか。

    これは観ないわけにはいかんとです。

    観てよかったです。

    【評価額】を2500円としたのは、映画館で一般大人料金で観る価値が十分あり、さらに7~800円のパンフレットを買ってもいいな、と思ったから。
    (実際はDVDレンタルで、しかも、ツ●ヤの半額クーポンのおかげで200円程度しか払ってません)

    自分が蒼井優をかなり贔屓にしていることを除外してみても、観終わって最初に思ったのは、

    「この映画って、アリス役・蒼井優のプロモーションビデオではないか?」

    っていうことでした。

    特にラストの踊り。
    蒼井優はフィジカルが優れている女優さん(幼少の頃からバレエをやっていた)。
    そして、その運動神経の良さが、会話のレスポンスの良さとか、機転の利く仕草とか、そういう所にも生きている気がします。
    あと、彼女独特の透明感。
    あれは容姿によるものというよりは、演技力でそう見せることに成功しているんじゃないか?という気がします。

    ま、フラガールにしてもこの作品にしても、作品と役柄に恵まれすぎている感は正直あるのですが、主役だけでなく脇役でも光る演技ができる辺りが、いいですね。

    一方で、「花」役の鈴木杏。

    この人、主役なのに少しイヤらしさのある、この「花」の役をうまく演じていたと思います。
    蒼井優に喰われてしまった感は正直あるかなと思いますが、これは彼女の演技力の問題だけでなく、台本のせいでもあると思います。
    最初は観ていて「なーんか鼻につく女優だな」と思ってましたが、それこそが、岩井監督が狙った効果であることに途中気付いて、そこからは、まっすぐ観られました。
    が、「告白」のシーンは、ちとベタ過ぎ。
    陳腐な90年代の月9ドラマ風で映画っぽくないのがイヤです。

    もっとも、この作品はやはり、岩井作品。
    映像美も特筆するものがあります。

    この人、感性が女性的ですよね。そのせいか、自分にはどうしてもわからないな・・・と思う部分があります。

    昔、岩井監督作品観ていた時に、ときどき「ついていけないな・・・」と思う瞬間があったのを思い出しました。

    でもそれこそが、ただただキレイキレイっていう映画ではなく、いい意味での毒素を含んだ映画に仕立て上げることに成功した鍵となっているんだと思います。

    うん、やっぱり、「キレイキレイ」の蒼井優はオイシイけど、この映画、実は「青春の甘酸っぱいから回り」の鈴木杏の方にこそ、ポイントがあるのかも??


    続いて、「NANA(ナナ)」です。

    「NANA(ナナ)」【この映画の評価額 500円】

    カテゴリ : Music/ミュージカル ドラマ ラブ・ストーリー
    製作年 : 2005年
    製作国 : 日本
    時間 : 114分
    公開日 : 2005-09-03~
    監督 : 大谷健太郎
    出演 : 宮崎あおい 中島美嘉 成宮寛貴 玉山鉄二 松田龍平 サエコ 松山ケンイチ 平岡祐太


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    内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
    矢沢あい原作の大人気コミックを中島美嘉と宮●崎あおい主演で実写化した青春ドラマ。パンクバンドのボーカルのナナと恋が最優先の奈々の恋や友情、夢を爽やかに描く。


    【評価額】の根拠は、「DVD半額クーポン2回分」です。

    「映画館までわざわざ行って観る気はしないけど、ツ●ヤでDVDが半額サービスの時とかなら、借りて観るくらいはしてもいいかな?そして案外面白いもんだから、少し経ってもう一度借り直して観てもいいんじゃない?」

    という、それくらいの映画です、自分にとって(いつだって「自分にとって」ですけど)。

    人気漫画の映画化という点で「のだめ~」なんかと比べてみたい気もしますが、原作を読んでないので、現時点でそれは不可能で、純粋に一つの映画作品としての感想です。
    (あれだけのヒット作だし、つまらなくはないと思うので、読んでみてもいいか?という気にはなりましたけどね)

    これもかなり、女性的感性がプンプン匂ってくる作品。
    女兄弟(妹)がいる自分としては、そういう作品も幼少時からたくさん触れてきていて、それなりに免疫はあります(女兄弟いない人って、こういう感性のもので虫唾が走るくらいニガテな人もいる模様ですね)。でも、ちょっとキツイかな?感も正直ありますな。

    「花とアリス」が一見蒼井優の映画のようで、実は鈴木杏もかなり重要という映画だったとするならば、「NANA」は、一見ナナ(中島美嘉)の作品のようで、実は奈々(宮崎あおい)がナナを成立させている映画なのかな?と思いました。

    これも、自分が宮崎あおい贔屓だということを除外しても、まあ映画的にそういう作りだと思います。
    あとこの作品の場合、中島美嘉を含む他の俳優陣があまりの大根役者揃いなもんだから、宮崎あおいの高度な演技力でカバーしないとグダグダになってしまった感もあります。

    宮崎あおいってのは、行間を読む演技ができるんですよね。
    自分、映画そのものとしては、ヨーロッパの映画が一番好きなんですが、それでもなお、日本映画を観る楽しみがあるのは、言葉と文化の問題、特に言葉の問題が大きくて、日本映画の場合は、台詞の内容や声色とかだけでなく、そのイントネーションとか言葉をつなぐ間(ま)なんかで、さらに多くの情報を得ることができるのが、醍醐味だと思うんです。
    だから、脚本のシナリオなんかを読んでもきっと、それを役者はどうしゃべったんだ?というのが、とても気になると思います。

    宮崎あおいの場合、顔の表情の作り方と台詞の陰影だけで、「ああこの人は自分の役が何者なのか、全てお見通しなんだな」ということが伝わってきます。たぶん、相当アタマがいいんでしょうし、経験もあるんでしょう。蒼井優みたいな瞬発力は全くなさそうですが。

    ただ、数年前の作品「ユリイカ」の頃は、それに加えて、末恐ろしいほどの(萌え・カワイイ要素なんてまるでない)ある種の迫力があったのに、最近のこの人の作品って、どうも「わー巧いなぁ」「わーカワイイなぁ」っていう程度に留まってきてしまっている感じがしなくもないです。「20歳過ぎればただの人」にはなって欲しくないなぁ。もったいない。

    でも、宮崎あおいは、この映画の続編への出演を断わったみたいですね。
    理由はわかりませんが、どんな障害があったとしても、作品への愛情が深ければ、無理を押してでも出ただろうと思いますから、やはりこの映画に何か物足りなさを感じていたであろうことは、ほぼ確実かと思われます。

    というわけで、続編は、たぶん、観ない、、かな?
    原作はちょっと読んでみたい気はしますが。

    しかし、この映画観るまで中島美嘉なんて全くこれっぽっちも興味なかったんですが、こうしてみると、多少は関心の対象になりますね。
    映画を通して、1人の人生を切り取ったものに相対する経験は、それがどんなものであれ、それなりの感情移入を生むのかもしれません。
    そのことだけでも、この映画が駄作であるとは言えないかな。
    ストーリーは陳腐っちゃ陳腐だけど、まあ面白いし。
    明らかに続編を意識している、中途半端な終わり方だけど。
    ってことは続編観ろ!ってこと?うーん、面倒くさい、かも。
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    映画 | 00:48:53| Trackback(0)| Comments(0)
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