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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

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    シネマ6連発
    映画の感想、ストック溜まりまくってます。

    2007年になってから、いくつ観たのか、既にわかんなくなってますが、少しずつアップしていきますね。

    今日は、溜めに溜めた中から、いくつかの作品の感想をメモしておきます。


    蛇イチゴ (97点)

    index_photo.jpg


    カテゴリ : ドラマ
    製作年 : 2003年
    製作国 : 日本
    時間 : 108分
    公開日 : 2003-09-06~2003-10-10
    監督 : 西川美和
    出演 : 宮迫博之 大谷直子 つみきみほ

    (ストーリー)
    明智家の娘・倫子は、幼い頃から真面目で優秀。現在は小学校で教師をしており、同僚で恋人の鎌田との結婚を控えている。そんな彼女は働き者の父、優しい母、ボケてはいるが明るい祖父に囲まれ、平穏な毎日を過ごしていた。だがある日、痴呆の進んだ祖父が亡くなり、その葬式に10年間も行方知れずだった長男・周治が姿を現わしたのをきっかけに、一家の和やかな雰囲気が一変する。やがて、世渡り上手の周治は、家族に内緒で多額の借金をしていた父の窮地を救い、家に迎えられるのだが、倫子だけはお調子者の兄をどうしても受け入れることができずにいた…。

    (感想)
    「ゆれる」で高い評価を受けた西川美和監督のデビュー作。
    「インチキの心地よさ」(つみきみほ)と「真実の心苦しさ」(宮迫博之)、貴方ならどっちを取りますか?
    問題提起を観る者に突きつける作品。
    西川美和は「ゆれる」もそうですが、観る者の境遇や性格によって、感情移入する登場人物が変わってきますね。
    荒削りながらも、作品の視点という点においては「ゆれる」以上に鋭い面も感じる作品。
    私はもうすっかり西川ファンです。


    白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々 (90点)

    sirobara1.jpg


    カテゴリ : ドラマ
    製作年 : 2005年
    製作国 : ドイツ
    時間 : 121分
    公開日 : 2006-01-28~2006-03-31
    監督 : マルク・ローテムント
    出演 : ユリア・イェンチ アレクサンダー・ヘルト ファビアン・ヒンリヒス ヨハンナ・ガストドロフ アンドレ・ヘンニック フロリアン・シュテッター マキシミリアン・ブリュックナー

    (ストーリー)
    1943年のミュンヘン。“打倒ヒトラー”を呼びかける組織「白バラ」のメンバーであるゾフィーと兄ハンスは、大学構内でビラをまいているところを見つかり、ゲシュタポ将校に連行される。そこで尋問官モーアの取り調べを受けるが、無罪であることを主張。モーアはゾフィーを信じかけるが、証拠が発見される。ゾフィーは自分は信念によって行動したことを認め、密告を拒否した。死刑が宣告され、ゾフィーに最期の時間が迫っていた。

    (感想)
    自己の信念のために生きることの美しさ。
    第二次大戦中にドイツ国内で本当にあった反ナチ学生運動。
    当時、似たような状況だった日本では、ここまで公然たる内部の抵抗運動はなかったんじゃないですかね?
    こんなに大胆にやったらそら逮捕されるやろ、、、と、観ている方がビクビクするほど大胆不敵な行動を取ります。
    そして、尋問と裁判がわずか5日で打ち切られる異例の事態。
    ナチスの役人たちはこの学生運動の影響力にどれほど怯えていたのでしょうか。
    既にスターリングラードでソ連に大敗を喫し、風前の灯をなっていたナチスドイツの揺らぎがここに見て取れます。
    それは、ナチの一員でありながらも一人の人間としての逡巡をも見せる取調官にも表れていました(この取調官の逡巡は東独を舞台にした映画「善き人のためのソナタ」の秘密警察の監視官役の人にも通じる部分があるな、と思いました)。
    ゾフィー役の女優さん、優しい顔立ちなんだけど、目力があって、ゾフィーの意思の強さと温かさの両方が感じられました。



    かもめ食堂 (72点)

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    カテゴリ : コメディ ドラマ
    製作年 : 2005年
    製作国 : 日本
    時間 : 102分
    公開日 : 2006-03-11~
    監督 : 荻上直子
    出演 : 小林聡美 片桐はいり もたいまさこ マルック・ペルトラ

    (ストーリー)
    フィンランド、ヘルシンキの街角でオープンした小さな食堂。主は日本人女性のサチエさん。メインメニューはおにぎり。でもお客さんはなかなかやってきません。サチエさんは扉が押される日を待ちながら、食器を磨き続けます。ある日、ついに初めてのお客さんの青年トンミがやってきました。日本かぶれの彼に、「ガッチャマン」の歌詞を聞かれたサチエさんは出だししか思い出せません。続きが気になって仕方ないサチエさんは、カフェで見かけた日本人女性に声をかけるのでした。

    (感想)
    女版「間宮兄弟」?
    ユルユルの癒し系映画。
    日本人の主要キャスト3人がクセ者ぞろい。
    押し付けがましい映画にイヤ気がさした時、午前中のあまり気分が高揚してない時間帯に映画を観ることになった時なんかにいい作品だと思います。
    舞台はフィンランドのヘルシンキ。ここは自分も行ったことありますが、たしかに時間がゆっくり流れている感じがする所です。


    es (65点)

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    カテゴリ : スリラー/サスペンス
    製作年 : 2001年
    製作国 : ドイツ
    時間 : 119分
    公開日 : 2002-06-22~
    監督 : オリヴァー・ヒルシュビーゲル
    出演 : モーリッツ・ブライプトロイ クリスチャン・ベルケル ユストゥス・フォン・ドーナニー オリヴァー・ストコウスキ ヴォータン・ヴィルケ・メーリング

    (ストーリー)
    スタンフォード大学心理学部ではある実験をするため、被験者となってくれる男性を公募した。集まった20名ほどの被験者は無作為に「看守役」と「囚人役」に分けられ、学内に設けられた模擬刑務所に収容された。初めはそれぞれの役を演じるだけの簡単なアルバイトと誰もが考えていた。しかし、実験が進むうち、「看守役」の攻撃的な振る舞いはどんどんエスカレートしていく。それに対して、「囚人役」は卑屈に服従するのみで、まったく抗議できなくなっていく。いつしか、模擬刑務所内は単なる実験の枠組みを越えて、もはや誰にも制御不能の状態に陥っていく……。

    (感想)
    そもそも自分はこの手の映画(刺激過多な映画)がそんなに好きじゃないし、ちょっとあり得ない話だろ、と思い、見終わった後の感じでは、60点弱くらいかなあ?という感じでしたが、ココを見ると、どうも実話に近いらしいということが判明。ガクブルものです。
    この手のサスペンス系映画が好きな人からしてみたら、かなり高水準の映画なんだと思います。


    カナリア (97点)

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    カテゴリ : ドラマ
    製作年 : 2004年
    製作国 : 日本
    時間 : 132分
    公開日 : 2005-03-12~2005-04-22
    監督 : 塩田明彦
    出演 : 西島秀俊 りょう 水橋研二 谷村美月 石田法嗣 甲田益也子 つぐみ 戸田昌宏 品川徹

    (ストーリー)
    光一(岩瀬光一)は、母(甲田益也子)が傾倒するカルト教団「ニルヴァーナ」の施設で妹とともに数年を過ごしたが、教団が崩壊後、関西の児童相談所に預けられた。そこへやってきた祖父(品川徹)は、光一を残して、妹の朝子だけを引き取り、東京に戻ってしまった。

    (感想)
    オウム真理教の名前こそ出ないが、10年ちょっと前に日本中を震撼させたこの教団による事件・騒動にインスピレーションを受けて作成された映画。
    もっとも、主眼は宗教とかカルトとか、そういう所にあるのではなく、「子供は大人を選べない、大人は子供を選べるのか」という家族の問題を描いた映画だと思います。
    それから、とにかく主人公の2人が走る走る、塩田監督は他の作品でも少年少女はいくらでも走れると思っているフシがあります。。。
    というわけで、極上のロードムービーでもあります。
    西島秀俊は相変わらず朴訥ないい演技してるし、「りょう」は艶かしい表情作ってるし、キャストも良くて話の筋もうまくまとまって、とてもいい映画を見つけた!という感じです。

    でも、この映画の最大の見所は、何と言っても、谷村美月でしょう。
    ある意味、この映画は谷村美月のための映画と言っても過言ではないような気さえします。
    みなどこか病んでいるこの映画の中で、たった1人、一貫して良心的存在であり続ける、この難しい役どころを、しなやかにこなしていました。
    この人、当時まだ14歳だったようですが、今はもう17くらいでしょうか。
    他の映画も出てるようですし、これだけ演技力ある若手女優って言ったら、ダブルあおい(蒼井優と宮崎あおい)や上野樹里くらいしか思い付かないですね。この3人の世代より少し下だと思うので、あと2~3年したら大ブレイクしそうな予感がします。
    もう1人の主役、石田法嗣はドラマ版「蛍の墓」くらいでしか見たことなかったですが、いい俳優さんですね。でも、エンディングで白髪にしてるのは、ちょっと唐突でワケわかんなかったです。。。


    A (98点)

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    カテゴリ : ドキュメンタリー
    製作年 : 1997年
    製作国 : 日本
    監督: 森達也
    製作者: 安岡卓冶

    (内容)
    TVディレクターの森達也が、オウム真理教(現アーレフ)の広報担当者・荒木浩を被写体とし、社会とオウムの双方を撮り続けたドキュメンタリー映画。公開後、賛否両論、さまざまな論議を呼び、大きな話題と反響を呼んだ森監督の自主制作映画。

    (感想)
    これ、2007年の今だからこそ観るべき映画ではないでしょうか?
    オウム問題って、当時の日本人は自分も含めて、情報の入手経路が主にワイドショーやテレビのニュースだったんじゃないかと思うんですね。
    地下鉄サリン事件のあった1995年3月と言ったら、まだインターネットなんてほとんどの人は、やってなかったと思うし。
    で、この「A」を観ると、当時のマスコミがどれだけ傲慢で思い込みの激しい報道を繰り返していたのかがわかります。
    自分は森達也というジャーナリストのことを、彼の著書や雑誌の記事などで既に見知っていて、その公平なものの見方にいつも感心していたのですが、この「A」でオウムという超難敵を客観的に撮ることに成功しているのを見て、やっぱりすごい人なんだと確信しました。

    オウムとか新興宗教の問題って、自分にとって、そんなに遠い世界の話じゃなかったですね。大学の構内歩いてて、オウムやその他様々な新興宗教に勧誘されたことありますし、何よりも自分は、かつてとても親しくしていた人が、実はある新興宗教に入っていたことを知って大ショックを受けた経験があったりもします。

    しかし、このドキュメントは、新興宗教=反社会的な存在というレッテル貼り作業のために作られたものでないことは明らかです。オウムの中に入り込み、密着取材をするんです。他の大手マスメディアのように取材時には都合のいいこと言っておいて、放送時にデスクが恣意的な映像に仕立て上げる、というような報道の仕方をすると、取材を受ける教団側も心に殻を作るようになり、身構えていきますが、この森氏の取材のように、ただただありのままを映し出そうとする透明な姿勢だと、取材の対象者からも、信頼されていくんですね。
    荒木広報副部長なんて、「女性とキスしたことない」とか、普通なら「そんなこと関係ないでしょう!?」と言って怒り出しそうな質問にまで丁寧に答えてましたし(笑)

    森氏は「ドキュメンタリーは嘘をつく」という本も書いてます(未読)が、彼のドキュメンタリーは少なくとも自分は信頼に足るものだと感じましたよ。

    それから続編の「A2」はさらに良くできているそうなので、必ずこっちも近々観てみようと思います。

    PS そういえば、mixiには数多くの有名人が参加していることは、既に広く知られつつある話ですが、オ○ム関係の超大物もいたりしますね。見つけてビックリ(ていうか足あとつけてしまって、ちょっとビクビク中^^;)


    あと、「カポーティ」も書こうと思ったけど、また今度。
    (ずいぶん世評の高い映画ですが、自分はそうでもなかった、、、)

    そういえば、「善き人のためのソナタ」も書きかけだったか。
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    映画 | 01:22:03| Trackback(1)| Comments(0)
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    冗談じゃない!
    テレビドラマ「冗談じゃない!」 最新情報 2007-03-14 Wed 21:20:10 | 冗談じゃない!
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