■PROFILE

タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

    ご購入・お問い合わせはduende-juergaあっとまーくezweb.ne.jpまで!
  • RSS
  • ■RECENT ENTRIES
    ■CATEGORY
    ■ARCHIVES
    ■RECENT COMMENTS
    ■RECENT TRACKBACKS
    ■LINKS
    スポンサーサイト
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。


    スポンサー広告 | --:--:--| Trackback(-)| Comments(-)
    プレクトラム・ソサエティ
    19日連続勤務の後、この土日は普通にお休みでした。

    日曜日は久々に演奏会を聴いてきました。


    2007年4月15日(日)
    Plectrum Society 
    プレ素2回目の音楽会

    第一生命ホール(晴海トリトン内)
    13時30分開場 14時開演
    2000円

    プログラム

    1部 久保 光司指揮
     
      「ニ短調の序曲」(S.G.ファルボ)
      「雪」(H.ラヴィトラーノ)
      「笛の調べ」(V.ビリー)
      「シェナ」組曲(V.チェライ)

    2部 小穴 雄一指揮

      「女の手管」序曲(D.チマローザ)
      「卓上の音楽」(K.ヴェルキ)
      「スペイン」組曲(C.マンドニーコ) 
      「ある貴紳のための幻想曲」(J.ロドリーゴ)
       - ギター独奏 尾尻 雅弘-


    (全体の感想)
    全体に楽しかったです。
    これって実はある意味、すごいこと。
    普通アマチュアの演奏を聴きに行って感じるのは、「うまい・へた」「熱い・冷たい」「興味深い・つまらない」といった尺度であることが多く、「楽しい」という感じ方をさせてもらえることは滅多にありません。それも、演出的なものもなく、ひたすら真摯に演奏だけをされている演奏会で。

    メンバーのシルベスさんのブログに掲載されている言葉

    人間は美しい
    でも、完璧は退屈


    あー、なんていい言葉なんでしょう。まさにそんな感じの演奏でした。
    美しくて、そして楽しい。完璧さという点では、関東地方のアマチュアマンドリン楽団の中では、相当上位の方に位置する演奏をされていたとは思いますが、そんなことだけで聴き手の心は動きませんもの。

    プレソさんは、マンドリンらしさを追求されている楽団。これが2回目の演奏会。私は昨年の第1回も聴きに伺いましたが、メンバー・選曲などはそれほど大きく変わっておらず、第1回同様マンドリンオリジナル曲を中心に据えて丁寧に作りこんでいることや、非常に音が美しいことなど、基本的にこの楽団らしさというものが固まった第2回演奏会だったのかな、と推察しました。

    メンバーは、

    マンドリン10
    マンドラ  5
    マンドセロ 3
    マンドローネ1
    ギター   5
    コントラバス2
    (プログラムによる)

    計26人

    なかなか良いバランスだと思いました。
    演奏メンバー26人のうち、はっきり面識ある方が7人もいる楽団なので、ちょっと書きにくい所もあるのですが、一応以下に感想を記しておきます。

    そういえば、2階席で聴いていたのですが、客席に錚々たるメンバーが集まってました。
    特に第一生命ホールの場合に、2階席の方が聴きばえがするということを知っている顔ぶれとでも言いますか。いや、第一生命ホールに限らず、2階席の方が音がいいホールが圧倒的に多いと思いますけどね。
    ときどき1階席の満席感を出すためなのか、2階席を閉鎖する楽団とかありますけど、個人的にあれは、絶対にやめてほしいです。

    またこのホールの特質として、中音域の伴奏が埋もれるというのがありまして、今日もマンドラやマンドセロは、主旋律になる部分はよく聴こえたのですが、対旋律や伴奏として刻んでいる部分が少し弱く感じました。

    代わりに注目に値する活躍をしていたのが、マンドローネでした。
    もともとベースやローネの音は聴こえやすいホールとはいえ、実力のあるローネ奏者の方の手にかかると、やはりマンドリンオケにマンドローネはあった方がいいなーと強く思いました。
    ベースとマンドリン属の楽器との間に発生するニュアンスの違いを見事に埋めてくれていました。
    もっとも、この時のローネ奏者H氏は他楽団で私も数回ご一緒している方で、もともと彼の演奏はすごくいいなと思っていたんですけどね。
    いずれにしましても、今日の演奏で個人的に一番感じ入ったのは、「ローネがよく機能しているなー」ということでした。

    (曲ごとの感想)

    ≪一部≫

    ・「ニ短調の序曲」(S.G.ファルボ)

    プログラムに「マンドリンを手にした人なら誰でも一度は必ず弾く曲ではないでしょうか?」とあります。確かにこのあたりの作曲家にまるで興味関心のないワタクシのような者でさえ、この曲は耳タコであります。が、実は弾いたことないです。むしろこういう曲を弾かずに済む楽団を渡り歩いておりますゆえ、、、。
    しかし、定番って割には、結構ムズいですよね、これ。

    ・「雪」(H.ラヴィトラーノ)

    これは弾いたことあります!楽器始めて一番最初の演奏会で弾きました。というわけで、曲の好き嫌いといったことを超越して、思い入れのある曲です。楽器歴6か月の人間でも何とかかんとか弾けるくらいの易しい曲なので、豪傑揃いのこの楽団の方たちは、かなり余裕を持って表現しているように感じられました。

    ・「笛の調べ」(V.ビリー)

    マンドリンオリジナル音痴なワタクシでさえ知ってるような曲が多かった今回の演奏会ですが、この曲はワタクシ初耳。
    しかしなかなか面白い曲があるものなんですね。
    土臭さのようなものをうまく出せているように感じたのは、単に弾くだけでなく、奏法的な工夫がいろいろ施されていたからでしょうか?

    ・「シェナ」組曲(V.チェライ)

    この曲、ちゃんとした演奏でしっかり聴くと、面白いんですねえ。数回聴いたことがありますが、今回初めてこの曲の真価を教えてもらったような気がします。2楽章の浮遊感も結構いいと思いましたが、やはり3楽章ですね。パリオっていう馬の行事があって、その模様を表現した音楽です。自分、シエナに行ったことがありまして、その時、総督府(でしたっけ?)の中に飾ってあったパリオの絵がとても勇壮で格好良かったことを思い出しました。

    ≪2部≫

    「女の手管」序曲(D.チマローザ)

    今回の演奏会の白眉ではないでしょうか?
    これは楽しかったですねえ。そもそもプレソさんって、こういう曲がやりたくて結成されたアンサンブルなのではないですか?ってくらい、ハマってました。これを聴いた時点で「あー今日は来て良かった」と思いましたね。モーツァルト風の音楽ですが、この開放感はマンドリンじゃないと出せないですよね、きっと。

    「卓上の音楽」(K.ヴェルキ)

    これも思ってたよりはずっといい曲でした。
    プログラムの曲目解説が非常に秀逸で、それを読みながら楽しませていただきました。

    「スペイン」組曲(C.マンドニーコ)

    実はこの曲、ある考えがあってスコアを持っているんですが、思っていたより遥かに奥が深そうな曲だと思いました。なんかこう、もっと対位法的な掛け合いに心血注ぐことが重要な音楽なのかと思ってましたが、もっと細部の繊細なコントロールが必要そうですね。フレージングなどもかなり細かく詰めてらした模様。参考になりました。

    「ある貴紳のための幻想曲」(J.ロドリーゴ)
     - ギター独奏 尾尻 雅弘-

    ホンマモンのプロギタリストを独奏に招いての演奏。
    それだけでもう凄いことではあります。
    プロということで、完全に自分を棚に上げた書き方をさせていただくならば、少し残念な演奏という気もしました。
    アンコールのニャターリの方が個人的には良かったです。

    ≪アンコール≫
    1 小曽根真 リボーン
    2 ガロート ラ・メント・ド・モーロ(以上、ギター独奏)
    3 ニャターリ ブラジル風協奏曲第4番 第3楽章
    4 竹田の子守歌(以上、マンドリンオケ)

    070415_1618~01.jpg



    感想、特になし。


    スポンサーサイト


    マンドリン合奏 | 01:10:36| Trackback(0)| Comments(4)
    コメント
    ありがとうございました
    もしかしたら初めてのコメントかもしれません。
    シルベスさんの友人のエジルドです。
    昨日は、ご来場ありがとうございました。
    それにブログでの感想、とても細かく聴いていて下さっていたんですね。暖かい言葉も添えていただき、うれしいです・・・。
    私も長い間マンドリンに関わってきた人間ですが、オリジナルをあまり弾いた事がなく、ニ短調やシエナなど初めて弾きました。でも笛の調べは、過去に弾いた事があるんです。メジャーな道を歩んでこられた皆さんとは、ちょっと違うかも・・。はは。

    プレソは、まだまだこれからも進化していく(そうありたい)アンサンブルだと思っています。今回の演奏に満足することなく、皆さんのご意見に真摯に耳を傾けながら、美しい響きを追求していきたいと思います。またいらして下さいね。お待ちしています!
    2007-04-16 月 11:33:50 | URL | エジルド [編集]
    エジルドさん
    こちらでは始めまして、だと思います。
    ようこそお越しくださいました!

    いえ、なんだか演奏を聴きながら感じた印象がちっとも言語化できてなくて、、、悔しいですねぇ。

    しかし本当に楽しませていただきました。
    奏者の方々は確かに現状に満足してしまっては成長が止まってしまうのかもしれませんが、聴き手としては十分に満足です。
    また来年も都合さえ付けば伺いたいと思います。

    この度はいい演奏をどうもありがとうございました。
    2007-04-17 火 00:02:51 | URL | タテラッツィ [編集]
    ありがとうございました
    タテラッツィ様
    ご来場ありがとうございました。
    そして詳細な感想まで。

    アンコールの手書き部分に、「急遽弾いた」感が表れてますね。
    実はあの独奏は1曲だと思ってました・・・。

    ローネ効果は、他のお客様からも同様の意見をいただきました。
    「女の手管」(って変なタイトル)も、低音が充実してるからこそとても心地よく弾けるんです。
    この曲は、練習より本番がうまくいったかも。

    細かいこと書くときりがなくなりますが、「完璧は退屈」を心に留めてくださってうれしいです。
    スーパーモデル候補者に言った言葉だったんです。
    モデルだからといって、スタイルが良く顔がきれいなだけじゃだめで、にじみ出る人間性や個性がなければ魅力が感じられない、という話でした。
    音楽も同じだと思います。
    2007-04-17 火 00:26:12 | URL | シルベス [編集]
    シルベスさん
    どうもお疲れ様でした!

    「完璧は退屈」

    これ、ほんとに名言だと思います。

    「女の手管」は掘り出し物だと思いました。

    いろいろといい啓示を得ることができました。

    ありがとうございました。

    あと詳しいことは私信で(笑)
    2007-04-17 火 23:29:48 | URL | タテラッツィ [編集]
    コメントの投稿
    管理者にだけ表示を許可する

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。