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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

    ご購入・お問い合わせはduende-juergaあっとまーくezweb.ne.jpまで!
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    今日は何の日?
    ライヴ・イン・ジャパン2000ライヴ・イン・ジャパン2000
    (2001/06/06)
    ギュンター・ヴァント

    商品詳細を見る


    Now Playing
    交響曲第9番(ブルックナー) ギュンター・ヴァント指揮北ドイツ放送交響楽団

    今日、2月14日は何の日?

    バン・アレン帯。
    いや、それは北極と南極の上空だけ薄くなっている放射線の帯のことだ・・・。
    バレンタインデー。
    まあ世間的にはそれだ。

    しかし、この日はもう1つあって、2月14日は私の敬愛する指揮者ギュンター・ヴァントの命日なのだ。

    ギュンター・ヴァントとの思い出はいくら書いても尽きることがない。

    リスペクトっていうのともちょっと違う。どういう言葉で表現すればいいのか、いろいろ考えてみたが、日本語で言えば「私淑」という言葉が一番近いかもしれない。
    なんて言ったら格好付け過ぎだろうか。まあどう考えても格好付け過ぎなのだけど。
    自分にとっては本当に唯一絶対な音楽家なので、これくらい大げさな表現も許していただけたらと思う。

    1999年から2001年の間に、日本で1回、ドイツで3回(ハンブルグ、ベルリン、ミュンヘン。それぞれ違うオケ)聴くことができたのは、私の宝物であり、はっきり言ってクラヲタとしての自慢でもある。
    ちょうどヴァントの最晩年、この頃、私が転職などしてフラフラしていたり、転職後も仕事がそれほど忙しくなかったことも幸いした。

    私は(遊びで振ることを除けば)基本的に指揮をすることはないので、この指揮者から直接何か技術的なことで影響を受けたということはない。

    自分が受けた影響と言えば、この指揮者の強固な意思の力(はっきり言って頑固オヤジ)、そして帰納法的にではなく、演繹法的に物事を積み上げていく、その考え方、物事の捉え方。

    つまり、結論を先に持ってきて、その結論のために都合の良い理屈を後で考えるのではなく、細かい諸要素をレンガのように積み上げて、大きな構造物を造り上げるという手法。
    これは音楽だけでなく、例えば仕事をする上でだって役に立っていると思う。
    そしてこのような物事の捉え方をある程度ではなく、首尾一貫、徹底して行うような人は、表現者としても聴き手としても、おそらくブルックナーを愛好することだろうと思う。
    ヴァントのブルックナーを聴いていると、例えばビオラの内声1つを取ってみても、ホルンの下支えしている音1つを取ってみても、この強さで、このニュアンスで弾かれなければ、作品の構造に歪みが出てしまう、そんな必然性が感じられる。
    音と音がパズルのように絡み合った結果、最適のバランスでそれらが収まっていく。その快感。

    他の作曲家、ベートーヴェンとかブラームスとかチャイコフスキーとかストラヴィンスキーとかドビュッシーとかでもヴァントはとてもいい演奏をすると思う。
    でも、それらの場合、ヴァントのやり方が圧倒的に素晴らしいかと言えば、素晴らしいのだけれども、あくまでワン・オブ・ゼムなのかなぁと思う。
    例えばベートーヴェンだったらフルトヴェングラーみたいな巨大なオーラをまとった音楽にする方向もあるし、カルロス・クライバーのように、舞踏のように跳躍していく音楽にすることだってできる。ノリントンやジンマンやブリュッヘンのように古楽器奏法を取り入れるのだって、今や逆にスタンダードとも言えるかもしれない。
    ブラームスなど他の作曲家に関しても同じように、ヴァント以外にも良いなあと思う演奏がいくつもある。
    ヴァントのブラームスも個人的には大好きだけれど、例えば交響曲第2番あたりでは、少し硬いという意見を言う人がいてもおかしくはないかなと思ったりもする。
    しかしブルックナーについて言えば、少なくとも自分は、唯一ヴァントのみが、他の指揮者とは違う所にいるように思う。
    それが作曲家と指揮者の相性というものなのかもしれない。

    ヴァント亡き後、自分は聴く音楽の中心がすっかりオーケストラから離れていってしまった。
    そしてそれから後、指揮者に限らず、ヴァントほど自分を夢中にさせてくれる音楽家にまだ出会うことができずにいる。
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    音楽全般 | 00:17:33| Trackback(0)| Comments(0)
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