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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

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    今シーズンを振り返る
    先のブログ更新から1年以上の時間が経過してしまいました。
    皆さま、いかがお過ごしでしたでしょうか?
    あえてTwitterにもmixiにもFACEBOOKにもリンク貼らずに、ひっそりと更新します。

    この1年の間には東日本大震災がありました。
    震災のこと、原発のこと、書きだしたらキリがないので、ここではやめておきます。

    今日は、自分の演奏活動のことを書きます。

    昨年の夏からこの3月まで、絶え間なく演奏活動が続きました。
    時系列順に振り返ってみます。

    まず、2011年8月27日にマンドリン五重奏団レサンクの第2回コンサートがありました。
    第1回コンサートから2人のメンバーチェンジがあり、実質的には新しいアンサンブルの立ち上げコンサートという感のあるものでした。
    自分はこの五重奏団の立ち上げ人であり主宰者なので、まずはこのコンサートに全ての力を注ぎました。
    途中、6月末から7月初旬にかけては、東北の被災地に派遣されていた時期もあったりで、なかなか練習が進まずに苦慮する所もありましたが、本番では自分の力は完全に出し切れたかなと思います。
    そして、選曲面でも、セヴラックの「休暇の日々から」、ミヨーの「スカラムーシュ」、ラヴェルの「マ・メール・ロワ」という近代フランス物を中心に据えた、レサンクカラーを確立したコンサートになったのではないかと思います。
    また、もう1つ、レサンクで大事にしたいと思っている委嘱活動。久保田翠さんに大変ユニークかつ、私と久保田さんにとって共通の大切な映画監督であるビクトル・エリセ監督へのオマージュとなる作品を演奏させていただきました。
    また、J.Sバッハの「音楽の捧げ物」より「トリオ・ソナタ」をやりましたが、この曲では、こないだの“未完成』で指揮を振られたHさんにリコーダーを吹いていただきました。このHさんとの演奏の思い出も、私にとっての今シーズン、とても大切なものとなりました。

    次に9月にはメトロポリタンマンドリンオーケストラに出演。
    レサンク本番からわずか3週間後の本番でした。練習は並行。かなりきつかった。。。

    パートトップの方がご多忙のため、日ごろの練習の場では、実質的にパートトップのような立場でしたが、これがとんでもない鬼門でありました。
    メトへの参加は私にとって、大変な魅力であり、勉強の場であり、この楽団で演奏し続けることは、夢のようにワクワクできる体験なんですが、今シーズンは正直、ちょっと、「勘弁して、、、」と思ったことも幾度となくありました。
    マンドリンオケで、パート単位で活動することの難しさを感じました。
    そして自分の力量不足も。
    この時に背負った課題は未だ全くもって未解決です。
    この頃、自分の中で、この何年か続いた4団体並行というあり方が限界に来ていることを感じ始めました。

    ここからは毎日毎日、自分が今後、音楽活動をどうしていこうかという葛藤の日々でした。
    しかし、とにかく2012年3月10日まではスケジュールがいっぱいでした。
    葛藤するよりも何よりも、まず目先の公演で今の自分にできる最善を尽くすしか、手はありませんでした。

    メトははっきり言って忸怩たる思いの残る公演でした。
    コンサートそのものはこの年もまた、メトらしく素晴らしいものになりました。
    マンドリン界でメトほど音楽的に煮詰めている楽団はまず私は知りません。
    メトの煮詰め方は正攻法の中の正攻法で、そしてその徹底の度合いが、たいへん納得のできるものです。
    しかし、その中に生きる奏者は生身の人間でもあります。
    その生身の感情を持った人間として、私にとっては悔しさが残る公演となりました。
    最終的には、「それなり」の演奏を自分自身はしたかと思いますが。

    11月23日には、私にとってもう1つ、とても大事にしているリベルテの公演でした。
    この間にもレサンクやら何やらで、ミニコンサート的なものはいくつかありました。
    今シーズンの自分が何とか持ちこたえられたのは、今期のリベルテが省エネ作戦だったからだろうなと思います。
    じゃなきゃ、リベルテの時点でくたばってた。
    今回はかつてなく少ない練習回数、練習期間で仕上げたんです。
    11月本番でしたが、まともに練習が進み始めたのは、メトが終わった後、9月下旬の合宿からです。
    私はこの時点でほとんどすべての曲が初見でした。
    というか、初練習でした。
    そして、メインの「クープランの墓」の譜面が出たのがとっても遅かった。
    6曲中、最初の曲が出たのがたしか、10月に入ってから。そして1か月前を切ってもまだ3曲くらいしか出て来ていませんでした。
    最後の最後に一番難しい「トッカータ」が来て、それは何と、本番5日前の深夜でした。
    初見に強くもなく、また習得に時間がかかるタイプの自分には苦行のようなコンサートになってしまいましたが、何とかかんとか形にしたのは、パートトップであるという矜持のなせる業だったかもしれません。

    12月もミニ公演があり、1月からは、12年連続で出ている“未完成』本番に向けて詰めていく季節。
    この楽団は自分の心のふるさとです。
    初めて入った社会人団体であり、大学のクラブを終えて2年半、楽器から離れていた自分を音楽活動の世界に戻してくれた恩人でもあります。
    この楽団は、何と言っても人がみんないい。
    大好きです。
    当初は、ユルめなイメージもある楽団だったと思いますが、ここ3年くらいで一気にレベルも上がりました。
    某氏が言っていましたが、レベル自体はリベルテともそんなに遜色ないんじゃないかと。
    この間、選曲会議のまとめ役をやったり、トップで数々のソロをやらせてもらったり、ステマネやったり、ほんと、経験積みました。
    今回のコンサートは、また新しい参加者の方たちと出会い、そして、新しい指揮者との演奏。
    なんだか、慣れているはずの“未完成』がまた新鮮に感じました。

    こんな感じで今年も1シーズン通せたわけですが、先に書いた課題がずーっと頭の片隅、いや中心にデンと居座っています。
    もうね、限界なんです。
    ぜんぶ、全力でやりました。
    限られた才能と経験と時間で、自分にやれることは嘘偽りなく、全部出してやりました。
    それで終わってみて思うのは、やり遂げた感、出し切った感と、そしてもう1つは虚無の感情なんです。
    出し切ってもこんなもんかっていう、とても悔しい気持ち。

    これから勉強しないと。そして基礎からやり直しです。
    その時間を取るために、活動量をこれからは絞っていきたいと思います。

    こんなにも想いがあるのに、絞るなんて。

    ほんとにため息が出ます。

    だからけっきょく、絞れなくなってしまったりするかもしれません(ハハハ)。
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    ブログ | 00:41:49| Trackback(0)| Comments(6)
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