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タテラッツィ

  • author: タテラッツィ
  • 観たもの触れたもの、マンドリン音楽活動などについて、書いていきます。

    【告知】
    マンドリンオーケストラ“未完成』第11回演奏会
    2011年2月27日(日)浜離宮朝日ホール音楽ホール
    13時30分開場、14時開演
    シューベルト「未完成」、クルト・ヴァイル「小さな三文音楽」ほか。
    入場無料です。

    リベルテマンドリンアンサンブル2枚目のCD発売中!
    マンドリンオーケストラ編曲の最高峰と、新たな世界を切り拓いた委嘱作品を収録。

    指揮:中川賢一(Ken'ichi Nakagawa)
    マンドリン独奏:望月豪(Go Mochizuki)
    演奏:リベルテ マンドリン アンサンブル
       リベルテ マンドリン オーケストラ

    ご購入・お問い合わせはduende-juergaあっとまーくezweb.ne.jpまで!
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    四月のある雨の夜に100パーセントの映画を観ることについて
    【ただ今のBGM】
    トリコロール 青の愛 サウンドトラック




    巨匠、クシシュトフ・キェシロフスキ監督が青、白、赤のフランス国旗の象徴「自由、平等、博愛」をテーマに描く三部作の第1作目。音楽家である夫と娘を交通事故で失ったジュリーは絶望の中、夫の未完のシンフォニーを世に送り出そうとするが…。

    私の100点満点の映画採点法、これまでの最高得点は99点です。

    なかなか100点を出す気になれないのは、ひとえにキェシロフスキ監督という存在があるから。

    デカローグ
    トリコロール
    ふたりのベロニカ

    これらの映画は私の中で100点満点の映画です。

    中でもトリコロール「青の愛」。
    これは私の「人生の1本」と言ってもいい映画。
    無人島にDVD1本だけ持っていけるってなったら、たぶんこれを持って行くと思います。

    ちなみに自分は、村上春樹の短編の中では、「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」っていう話がかなり好きです。

    トリコロール「青の愛」、これは再生に関するお話。

    私は何がしかの事由によりどん底に陥った後、いい加減自己修復を行いたくなってきた時に、決まって行う儀式がいくつかあります。

    その1つが「トリコロール 青の愛」を観ること。

    これまでの人生でも幾度となくこの映画に救われてきました。

    例えば、前の会社を辞めようと決意した、その夜にもビデオでこの映画を観ました。

    あとは、腎臓病を医師に初めて告知された晩もDVDで観ましたっけ。

    そして今晩、私は再びこの映画を観ました。この映画を観るのはこれで7度目か8度目。

    誰にでもオススメしたい映画と言えるか?というと、正直わかりません。
    ただ、この映画が好き!って言う人とは気が合いそうだとは思いますね。


    閑話休題

    新人さんの研修講師をしています。

    1時間程度でいろいろ話をします。ちょっと前(?)に話を聴く側だったのに、今や教壇側の人間になってしまったか、、、感慨深いものがあります。

    話す内容については、事前に読み原稿を作っておいたんですが、現地に行ったら、そんなもん目を落として棒読みしたりできるわけもなく、結局ほとんどアドリブの世界。

    途中で脳みそ混乱して、気付いたら同じ話を繰り返してたりするのは(自分の中では)ご愛嬌としても、内容がもう1つかなぁ。。。

    実は「研修講師」とか偉そうに言ってるくせして、自分が当該分野の仕事を担当するようになって、今日がまだ11日目なのです!ww

    大丈夫かいな・・・?

    いやいや、3年前に一応担当はしていたことがある仕事ではあるんですけどね。。。

    研修の中身については、飽きずに話を聞いてもらえるように、かなり工夫しました。
    しかし、いかんせん内容が薄いかなぁ。
    単に話を聞かせるなんてことはせず、あれこれ斬新なことをしてはいるつもりですが、肝心要の主題に関する私の知識が浅すぎるんですね。
    まあ対象も新人さんだし、深く話す必要は毛頭ないのですが、しかし、知識の底が深い人が簡潔に話すのと、もともと浅い知識しかない人が薄く話すのとでは、おのずと話の説得力が違ってきますからねぇ。

    ま、今の自分にできるいっぱいいっぱいでやるしかないですな。
    もともとスピーチは苦手ではない方なので、何とかなってるかな、とは思っていますけど。

    今週と来週であと4回、教壇に立ちます。

    終わる頃にはもう少し巧くなっていたいものです。






    日記 | 23:36:54| Trackback(0)| Comments(0)
    東京オリンピック、イラネ
    以上。



    でも良いくらいなただ今の心境なのですが、かつてなかったほどご無沙汰しておいて、それだけというのもさすがにナンなので、少しだけ箇条書きで。

    ・そもそも地方選挙=東京都知事選なのか?東京都民はともかくそれ以外の大多数の日本人は、まず自分の地方のこと心配しろっつーの。
     
    ・ていうか、選挙行かないくせに政治に文句言うヤツはサイテーなわけだが(20歳未満を除く)、だからと言って選挙行きゃいいってもんでもないな、と思ったりもした今日この頃の選挙結果。まだちゃんと全容見れてないけど。

    ・そんなこと言ってる自分、ただいま19日連続出勤の15日目。今日の勤務終了時刻は23:30。朝は4時起きでした。
    しかし、それが問題なのではなく、本当に問題なのは、そのことを実はこれっぽっちもツライと思っていないこと。ある意味ビョーキでしょう。でも、忙しくしてると、色々な悩み事から逃れられるという側面もあるのです。情けない。。。

    ・しかし明日は新人研修の講師デビュー。そうです!ワタクシ、このたび、新人さんの研修講師を務めることに。1時間ほど、講義をしてきまっす。計6回。
    新人さんが眠らないような独自メニューを必死で練ってきましたが、結果はいかに、、、。

    ・とか言ってるけど、実はこの19日間、人生サイテーレベルの出来事が次々と、、、。

    死ぬほどムカつく出来事とか、いつになったら立ち直れるか想像も付かないほどにヘコんだ出来事とか、、、。

    というわけで、生存報告っちゅーよりは死亡報告みたいな近況ですが、本当に死にはしませんので、まあご安心(?)を。


    日記 | 00:31:21| Trackback(0)| Comments(0)
    久々に映画感想とか
    エイプリルフール、し忘れてしまいました。

    いかんせん、根が誠実なものですから・・・って言い逃げなボケをかましても虚しいのがブログのブログたるところ・・・

    この土日は2日連続で出勤して仕事してました。

    4月から同じ部署でありながら違う仕事をすることになったもんで、引継ぎなど、いろいろ発生したための事態でした。

    そうこう仕事ばっかりしてると視野が狭くなるもので、実はプロ野球が開幕したことにもほとんど意識が向いてなかったし、飯島愛の引退とかも、「あ、そういえばもういないんだったっけ」ってなくらいのもんで。
    ま、もともとTVそんなに観ない人なのですがね。
    もうちっと、世間の動向に目を見開こうとは思いました。

    それでワタクシ、先のエントリーでずいぶん酷いこと書いてますが、なんだか開き直ってしまいました。いや、そうしようという心もちに何故かなりました。いつまでも怒っていても仕方ないですしね。

    今晩は普通に眠れる・・かな?


    ------------------------------------------------------

    映画追加

    リトアニアへの旅の追憶(ジョナス・メカス監督・1972年アメリカ) 8点(90点)

    「アメリカインディペンデント映画の金字塔」なんだとか。
    冒頭でニューヨークでの生活を表して、その後、追われるように飛び出した故郷リトアニアへの帰還。そして最後にまた別の所(ドイツ、ウィーン)へ。
    リトアニアへの帰還の時の、くつろいだ感じの映像が魅惑的。
    とは言え、ただひたすらに映像を流すだけなので、寝ようと思えばいくらでも眠れる映画ではありますな。
    個人的には、このあたりの映像美にこの作品の「萌え」ポイントをつかめた気がしたので、割と高得点。

    叫(黒澤清監督・2006年日本) 5点(65点)

    黒澤清って黒澤明の子供だか孫だか甥だか、そういった血縁者だと思ってたら、関係ないのだそうで。
    初めてこの監督の作品を観ました。
    「世にも奇妙な物語」風な映画。
    役所さんの演技は相変わらず良いが、なんと言ってもこの映画では葉月里緒奈の幽霊役!監督もきっと、それを観たくてこの映画を撮ったのでしょう(違うか)。
    まあつまらなくはないので、「金返せ」とは思いませんが、必ずしも映画館で観なくてもいいな、という感じは正直しました。


    日記 | 01:29:10| Trackback(0)| Comments(2)
    花見
    更新の間隔が過去最大というくらい空いてしまいました。

    まー、いろいろありまして。

    詳細は書けないのですが、最近1つ、非常にアタマに来ている件があって、非常に情けないことに、ここ数日は布団の中に入っても、その怒りに体がうち震えてなかなか眠ることができないという有り様です。
    そして、毎朝、目覚まし時計もなしに、4時に目覚めてしまい、そのまま眠ることができません。そういう日が3日か4日、続いています。
    ちょっと病的かも。。。

    怒りにうち震えて眠れない、などという経験は、これまでの人生でも、ほとんど記憶がありません。

    支障があるので抽象的にしか書けないからいまいち何を書いてるのか、伝わってないかと思うのでアレなんですが。

    もともとここ2~3か月、ずいぶんダークな気分だったということは何度か書いたと思いますが、今回のはもう、極めつけなんですね。メーター振り切っちゃいました。

    最後はその怒りが、その怒りの対象に向かってではなく、自分自身にはね返ってくるのですけどね。。
    自分が怒ることには、それなりの「正当性」があると思ってるわけですが、世の中は「正当性」とかそういうことばかりでは動かないわけでして。


    さて、そんな暗い話は置いておきまして、今日は休日出勤で残務整理をしてきた後、花見に行ってきました。

    070331_2059~02.jpg


    携帯カメラなのであまりキレイではないですが、今日が桜の咲き方としてはベストDAYだったんではないでしょうか??

    東京都目黒区あたりを流れる目黒川の桜です。

    東急田園都市線の池尻大橋駅から東横線(日比谷線)の中目黒駅まで歩いてきました。

    途中、屋台で酒に焼き鳥やイカ焼きなんぞを買って、川岸をそぞろ歩きするスタイル。
    ゴザを敷いて宴会風にやってる人はほとんどいません。
    そもそもそういうスペースがほとんどないんです。
    川岸にいくつかバーやカフェがあって、そういう所は賑わっていました。
    ですが、そんなに人だらけ!っていう感じはないです。
    でも、付近のお店はどこも洒落っ気あったなー。
    なにせ、代官山の目と鼻の先ですからね、ここらへんって。

    しかし桜はいいっす。
    月並み過ぎる表現で恐縮ですが、心が洗われました。
    ちょっとうすら寒かったですけど。

    なんだか上述したように、怒りっぽくなっている今の自分があれこれ記事を書くと、ロクなこと書きそうにないなと思ったので、「一日一善」の更新は意図的に差し控えておりました。でも、いま現在の心持ちなら、まあ何とか更新してもいいか、というくらいの心境に。

    それもこれも、桜サマのおかげ。桜って癒されます、本当に。

    花見の後は飲み屋で飲んで帰宅。

    終電ギリギリ、、、。

    最寄り駅から家までの間の徒歩中に、ある人物と電話でかなり重要な案件を打ち合わせ。
    言いたいことはほぼ過不足なく言えたのですが、ちょっと言い方がキツかったカモ、、、。この場を借りてお詫びをば。すまんです。>(たぶんこれを読んでくれてる)電話のお相手様へ


    日記 | 02:51:25| Trackback(0)| Comments(2)
    ホワイトデー
    ちょいと(だいぶ?)酔ってるのでカンタンめに。

    ホワイトデーって、気ぃ使いますね。

    2・14の2倍とか3倍とか言いますが、そんな高い菓子、ウチの近くにはないのですが。。。

    ちょっと前までクラシックだとマーラーやベルクばっかり聴いていましたが、最近はラヴェルばっかりになってきました。ちょっとメンタル面回復気味の証拠??
    マ・メール・ロワ、鏡、良いですな~。

    2007年1-3月の自分の生活と言ったら、後世の自分史にはほとんど映画を観てたことくらいしか残りそうもないのですが、ちょっと音楽生活も復活の兆しありです。

    日記 | 00:58:02| Trackback(0)| Comments(0)
    Sのソナタ
    「彼女ができたんだ」

    Sは私に言った。

    あれはたしか今から4年半前、2002年夏の、よく晴れた日の夕方だった。

    あの頃の私たちは、既に20代の後半に突入してはいたものの、「三十路」の文字はかすか遠くに見え隠れする程度で、まだまだ自らの若さに対してそれほど多くの疑念を持たずに生きていたように思う。

    Sと初めて会った時、すぐに「こいつとはうまくやっていけそうだ」と直感した。こういう時、理屈なんてものは、全く何の役にも立ちはしない。ただただ、肌が合いそうかどうか、それだけである。

    ただし、そこには理由らしきものも、ないわけではなかった。

    なぜなら、Sと私とは、その境遇において、あまりにも似過ぎていたのだ。

    それから更に遡ること1年と少し前、2001年の4月に私はSと出会った。

    同じ転職組の同期入社として、そして、同い年として、私は最初からSのことを、「話がわかる奴だ」と思った。そして、どこか世に対し、人に対し、真っ直ぐに向き合えていない感じがSの中にあるような感じがしたことも、当時の私には共感できるものだった。

    それから、一番直近に失恋をした時期とその理由まで同じであったことも。

    もちろん、恋愛の話などをしたのは、知り合ってからだいぶ経ってからのこと。私もそれほどすぐに他人にパーソナルなことを打ち明けられるタイプではないし、まして自分の恋愛の話なんて、何度も2人だけで飲みに行っているような仲間に対してだって、一切合切、口をつぐんでいることもあるのだ。Sとの間でそういう話をするようになったのは、2001年の冬頃だったか。やはり半年以上かかっている。

    2001年、転職活動の末、今の仕事に就いたばかりの頃の私は、全てに対してどこか醒めていて、投げやり気味な気持ちを持っていた。転職とは言っても、いわゆる第2新卒みたいな扱いだったわけで、そのようなフレッシュさに欠ける若者を組織の上位者たちが好む筈もなく、でも逆に言えば、その無鉄砲さが、今の私にはない破壊力を持っていたような気もする。

    そしてそういう心のあり方については、Sも全く私と同様であったのだ。

    しかし、ちょうどこのころ、私は新たな夢を見つけかけていた。

    その夢の名は、「楽器」。

    1997年冬から2000年の夏までの2年半の間、それまであれほど熱心だったマンドロンセロという楽器を一切触らずに過ごしていた。いや、1度か2度、楽器ケースから出してみたことはあった。しかし、ピッキングやトレモロをした時の異物感に、予想していた通りとは言えども、ショックを受け、そのまま5分と経たずに再びケースにしまっていたのだった。

    2000年になると様相は一変した。

    楽器活動など到底できそうにない激務続きだった前職を辞め、転職活動が何とかかんとか奏功して、次の仕事ができる見込みが付いたのが2000年夏。

    実はこの年の春に行われた、後輩たちの大学の定期演奏会を、私は卒業後初めて、聴きに行くことができなかった。転職活動でそれどころではなかったのだ。

    それが私は悔しかった。大学の後輩の演奏活動というものに対して私は、あまり、というよりは全く、目にかけるタイプではない。それは、学生の活動の自治を大切にし、OBは遠くから見守っていようという、学生時分からのポリシーによるものだが、それでもこの時は悔しかった。転職活動などという、明らかに一過性のもののために、自分の青春という名のキャンバスの一部が塗りつぶされてしまったかのような思いだった。

    ちょうどその頃、後輩から、今度マンドリンオーケストラを立ち上げるから参加しないか?という打診をもらった。“未完成』という名前らしい。楽団のネーミングセンスがまるでどこかの劇団のようで変わっているけれど、私が学生時代、一番よく目をかけた後輩が立ち上げるということで、即答でOKをした。この時、2年半のブランクや、あの楽器ケースから出した時の忌まわしい異物感のことは、どうでもよくなっていた。結局、何事も思い切りが大事だということを学んだ。できない理由を探すのではなく、できる理由を探した方が豊かな人生を過ごせる可能性が高いということも学んだ。

    しかし、楽器の道は険しく遠い。

    そもそも、私は自分のことを、(常々書いてきたように)楽器奏者気質ではないと思っている。

    これまで、楽器がうまくなるために練習をしようと思ったことなど、ほとんどない。「ほとんど」というのは、初心者時代、それから、ブランク開け直後は、さすがに「練習して上達したい」と思ったから。
    しかし、それ以外は、「この曲がやりたい。そのために必要な技術はこれこれである。だから、それを○月までにマスターしたい。」という、曲ありきの発想だ。楽器奏者としての欲なんてものは、ほとんど皆無に近い。

    それでも、ターゲットとして捉えた曲を、最終的には煮るでも焼くでも、振るでも分析するでもなく、演奏という形で人様に聴かせることを志向した時点で、やはり私は楽器弾きなのだと思う。実力がなく、あるいは楽器大好き人間特有の性向をまるで有していなかったとしても、やはり楽器を媒介して表現活動を行っているという事実は捻じ曲げようもないのである。

    そして、表現の目的と対象、つまり平たく言えば、「どのジャンルのどんな曲を、どんな編成で、どういうお客さんに聴かせたいのか」、これについての目標を見失いかけていた時期が、最近の私にはあったのだが、それも、もしかすると、明日でおしまいである。

    新たな地平線が今、開けつつある。

    そう感じられるだけの地盤変動がいま、私自身の中で起こっている。

    同時期に今の仕事に就いたSは、4年半の交際の末、結婚した。

    今日はその結婚式2次会に呼ばれたのだった。

    披露宴は海外だったそうなので、事実上、ほとんどの友人たちへの初お披露目会である。

    かつてあれほど「肌が合う」と思っていたSであったが、2002年夏以降は、それほど会うこともなくなっていた。
    Sは彼女が出来、新しい趣味を持つようになり、そして2004年からはSの所属する部署も、それまでの私と同じビルから、別の所へ変わった。
    私も、2001年当時に参加していたマンドリン楽団は“未完成』のみであったが、その後、活動の範囲を急速に広げていったため、自然と、あくまで自然と、Sとの距離は開いていったのだ。

    それでもSは、この2次会に私を呼んでくれた。

    「彼女ができたんだ」

    2002年夏、あの晴れた日の夕方にSが私に言った、その彼女を今日初めて見た。はっきりと自分の意思を持っていそうな、Sとよく似合ってそうな女性だった。

    Sの中で一つの季節が始まり、そして1つのゴールとして終わった瞬間を私は見届けることができた。

    2次会の中で放映された自主制作DVDの中で、2人の馴れ初めや、デートした話、途中で危機を迎えた頃の話など、面白おかしく語られた。

    私にとっては初めて聞く話ばかりだ。

    でも、だからと言って、私にとって、Sが心理的に遠い存在かと言うと、そうは思わない。

    なぜなら、私はそのスタートとゴールを見ている。

    それに、毎日顔を合わせていたって、心の距離が遠かったら、それは何の意味もない。

    だからといって私がSのことをどれほどよく知っているか?と言われたら、たぶん知っているのは、ほんのごく一部だろう。

    しかし、その一部であっても、わかりあえる人というのは貴重だ。だから私にとって、Sはこれまでも、そしてこれからも貴重な友人の1人であり続けることだろう。

    また私は、「楽器」という別の夢に向かって、明日、ある1つの道を見つけることになると思う。
    明日は自分にとって、とても大切な1日。

    とにかく、S、おめでとう!

    PS 今日は実験的に、文体を変えてみました。













    日記 | 02:17:57| Trackback(0)| Comments(0)
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